環境科学(気象学)研究室



環境科学(気象学)研究室へようこそ!          2007年10月 今度こそ更新!!

   理科教育や環境教育において,我々の住む地球の46億年の歴史の位置付けの中での『地球環境』の実態と仕組みを正しく理解して指導,あるいは調査・研究できる人材を育てる必要があります。本研究室では,主にアジアモンスーン域の(特に東アジア)気象・気候システム等を題材とした研究を行うとともに学生教育や現場の教員との関わりなどを通して,そのような人材育成に寄与しています。


☆Topics☆

☆日本気象学会2007年度秋季大会 in 北海道大学!(2007/10/14〜16)
当研究室のメンバーも発表を行いました

・C206 : *羽賀 泰之 , 加藤 内藏進
梅雨期の九州における降水の日変化とその時の総観規模でみた基本場について

・C207 : 合田 泰弘 , *加藤 内藏進
地上梅雨前線帯の暖域に見られる九州での降水(1997〜2005の解析)

・D367 : *盛 宣誠 , 加藤 内藏進
盛夏から秋雨期への移行期における日本付近の降水と台風

・D371 : *池田 祥一郎 , 加藤 内藏進
春から梅雨期の中国大陸上の前線帯北方の水蒸気量の季節変化と大規模場について


☆高大連携(高校生・大学院生による研究主紹介と交流の会)!
D3池田が発表しました!   展示したポスターは こちらから
(展示:2007/7/31)


☆「加藤研の今」が分かる!
岡山市デジタルミュージアムで展示したポスターは こちらから
(展示期間:2007/6/5〜17、製作:B4 菅)


積乱雲群の写真
1999年7月20日午後の上海→関空の飛行機の窓から写した積乱雲群(九州付近の上空)


気象衛星ひまわりの赤外画像
1999年の梅雨前線は、中国大陸では7月半ばまで、華南〜長江流域南部に停滞したまま北上しなかったが、7月20日頃 には熱帯収束帯と合体し、華中〜日本を広く覆う亜熱帯高気圧 が形成されて梅雨前線が消失した(気象庁提供の気象衛星ひまわり赤外画像)。 更にその後も天候変動の大きな夏となった。旅客機からの雲写真は(上図)、高気圧域の中の北九州スケールでの局地的対流システムである。