喜多研究室では,無機化学、物理化学をベースにした環境教育教材(環境教育に関連した新しい化学教材)を開発し,それを用いて実際にフィールド調査研究をします.また小学校、中学校,高校へ出かけてこれらの教材を用いた授業を行います.これまでに日本の学校だけでなく,フィリピンやカンボジア,南アフリカ,アフガニスタンで授業をしました.これからガーナ、インドネシアでも授業を計画しています.アジア、アフリカの学校との連携による理科教材開発も行っています.これらの国々に共同研究者が多数います.また理科の授業分析法の開発も行っています.南アでは授業案の評価法の開発,アフガンでは授業の評価法の開発などを行いました.

日本人の修士修了(神奈川県・愛媛県・徳島県・香川県の小学校、中学校,高校の教員,修士を出て教員をしている修了生が多数います),また留学生(教員研修留学生(フィリピン),修士課程(南アフリカ、ガーナ、カンボジア),博士課程(カンボジア),交換留学生(南アフリカ))も多数、修了、または在籍しています.

学部生の皆さん、大学院(修士,博士課程)をめざす皆さん、現場の先生方で、「環境調査、環境教育教材、理科教材の開発、授業実践に関する研究、途上国の外国の学校との連携」に興味のある方は,メール(kitam@cc.okayama-u.ac.jp)等でご連絡ください.