岡山市は,ESD (Education for Sustainable Development,「持続発展教育」)推進のための,世界の中での地域拠点の一つになっています。ESDの推進のために,小中高の学校現場での授業づくりを通してESDを広く浸透させる必要性から,岡山市環境保全審議会ESD推進手法検討専門部会が今年の3月に設置されました。
部会長は本学環境学研究科の栗原教授ですが,理科教育講座の加藤准教授(気象学)が副部会長,更に,住野教授(カリキュラム開発),桑原准教授(社会科教育学)も本部会の委員に就任しています。つまり,教育学研究科が学際的に連携しながらこの活動に大きく貢献することを,社会的にも強く求められているわけです。
そこで本部会では,教育学研究科や岡山市教育委員会とも共催し,2008年8月6日(水)(9時半〜17時)に岡山大学教育学部講義棟で,ESDの授業づくりのための研修会を開催することになりました。