2006前期 公開講座

前期:水曜コマの講座が始まりました 順次UPしていきます
   6名先行予約+αのはずが、予定が大きく外れて受講者は4名、気心の知れた常連メンバーでした
   年度初めの講座はどうしても広報と日程の確定がしにくいです
     
    配布プリント @概要 A図面

@5/17 : 個々に用途、デザイン、設計を相談し、使用する樹種や工法を検討
     ササキ材木店にヒノキの上等な端材(45×125×1120mm)があったのでごっそり買って来て
     使いました。使われたのは2名分(誰か使って・・・)後はチェリーウッド、とナラで制作
      常連の方ということで、即木取りにかかり、基準、厚割りをして桟積みし、2週シーズニ
     ング(粗挽き後のならし、桟積みして気候になじませ、木のクセを出す)します
A5/31 : シーズニングでやはり基準が狂っていましたので、再度基準を削り→厚合わせ→寸法切り
      主要な組み手加工(アリ組)に取りかかります

前田さん

藤原さん

武市さん
もうひと方、
北島さん、この日はご欠席
トリマーでのアリ追入(アリ溝)の加工
先に丸ノコで溝をさらっておき下の様な治具を使って溝を突きます トリマーテーブルのフェンスを微調整
して溝幅にアリ幅を合わせます
     
軸傾斜丸ノコでのアリの刻み
次の手順で、等ピッチの刻みを入れます
まず板幅から爪(Pin)の本数を決め
狭い側はノミの加工を考え6mm程度
ここでは4枚にしました
残り幅(106-24)÷5=16.4
両脇を17mmにして中を16mm、と計画

右から23と22の印を付け
端の23の側から刻んでいきます
  ↓
この時後ろに100×300程度の当て板をして
一緒に挽きます
@ノコを正確に合わせて1つ目を挽きます
Aこの位置を記憶するために
 左に1枚板を固定し裏返して対に刻みます
C当て板の刻みに3mm合板をコマとして挟み
 初めの刻みをはめ込み
 
D2つ目、22mmの位置へ当て板ごと合
 わせます
この時のピッチが後へ影響しますか
ら正確に合わせ
当て板もクランプで固定しましょう
Eここからが楽しい刻み、一つ刻むごと、右へずらせながら 順次刻んでいきます
   
F端までいったら、裏返して同様に刻みます
   
どうですか?均等に刻みが入りました
G後は糸ノコなどで間を抜いて
 ノミで仕上げます

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