木工指導法 Management of the woodwork
後期 火4 2単位
【授業の概要】
学校あるいは社会教育施設における木工講座のマネージメント演習を行う。
木材の購入から木取り、加工の知識・技術を習得(実習)し、その過程で様々な用具、工具、加工機械の安全使用及び管理・整備について学ぶ。
作品の制作を主とせず、主に教材の試作や治具類の製作を行う。
【基礎となる学問分野】
【到達目標】
木工に関する講座を運営するための知識と技術を習得することが目標である。
【授業計画】
1.授業の概要説明、木工室の設備・備品説明。
2.材種サンプルの製作と加工機械の安全操作。
3.木材について講義及び材木店の見学:材種・木理などの特徴、木材の現状把握。
4.接合の製作演習:手加工による接合と加工治具。
5. 〃
6. 〃 :電動工具・加工機械。
7. 〃
8. 〃
9.加工機械の安全操作、整備に関する演習。
10. 〃
11. 塗料・塗装の製作演習:材種サンプルへの塗装、合成樹脂、オイル、漆など。
12. 〃
13. 〃
14.指導実習:公開講座の準備及び補助
15. 〃 まとめ
【受講要件】
木工の基礎的講義を履修済みの者を対象にする。「木材工芸基礎演習」又は「木材加工基礎」以上の履修を終えていることを条件とする。
【発展科目】
木材工芸制作
【テキスト等】
「木材加工系実技教科書」社団法人雇用問題研究所発行その他、及び手工具の購入を勧める。
【成績評価】
レポート40点、実技試験40点、出席及び取り組み姿勢20点
【JABEEとの関係】
【コメント】
中:技術「木材加工演習」読み替え授業である。
中:技術.木材加工(製図及び実習を含む)※1種免必修科目
中/高:美術.工芸
【その他の項目】