Q2.理科教育専修に入ったらさてどんな日常生活がまっているのかな? | |
A2.入学して、教養科目から始まり学年が上がるにつれて専門科目の割合が増えていくのは他の学部と同じですが、教育学部の場合は3年次と4年次に教育実習があります。3年次(主免実習)は附属小・中学校で一ヶ月にわたり教育現場で研鑽を積みます。1〜2年次のときに目的意識をしっかり持って授業に臨むことにより教育実習が充実したものとなり、その後の皆さんの人生を左右する貴重な体験となるでしょう。以下は、1年生Sさんの週間スケジュール(一例)です。 学部生Sさん(1年生)の前期・週間授業スケジュール(一例) |
Q3.理科教育専修を卒業したあとはどんな進路があるのかな? | |
A3.理科教育専修の多くの卒業生が教員になっています。また、一部の学生は大学院に進学し、それぞれの専門分野をさらに深く掘り下げていきます。最終的にはそれぞれの道で大活躍しています。以下に、過去7年間の理科教育専修の卒業生の進路について示します(H23.4.29現在)。 H22年度の特徴は、教員についで、専門をさらに深めたいという希望で大学院に進学した学生および公務員となった卒業生の割合が多かったことが挙げられます。 |
Q4.理科教育専修と理系学部(理学・工学・農学・環境理工)との違いはどこにあるのかな? | |
A4.最も大きな違いは、教育学部・理科教育専修では、専門研究を極めることができ、しかも小・中・高等学校の教員免許を取得できるところにあります。理科教育専修の専任教員はそれぞれの専門分野でのエキスパートなので(ラボページおよび一般向けページを参照)、教育学研究科だけでなく、自然科学研究科(博士課程後期担当)での学位取得も可能です。これからの時代、学校教員といえどもその専門性はたいへん重要視されており、学位を有するサイエンスコミュニケーターとしての役割を担う理科教員を目指すための貴重な専修コースであると言えます。 |