(2016年10月末時点の情報です)
1993.3 東京大学 文学部 卒業
1999.3 名古屋大学大学院文学研究科博士課程史学地理学専攻 単位取得退学
2001.9 博士(歴史学)(名古屋大学)
2007.7 名古屋大学 附属図書館研究開発室 特任准教授
2010.4 岡山大学大学院 教育学研究科 准教授
2016.4 岡山大学大学院 教育学研究科 教授
2016.10 名古屋大学大学院 文学研究科 へ転出
(学部)
日本史概論 中等社会科内容論(日本史)
日本史演習A 日本史演習B
日本史演習C 日本史演習D
初等社会科内容研究A 中等歴史教育内容開発(日本史)
(大学院)
教科内容特論Ⅰ(日本史) 教科内容特論Ⅰ演習(日本史)
教科内容特論Ⅱ(日本史) 教科内容特論Ⅱ演習(日本史)
教育研究特論Ⅳ(社会)
1.禅宗官寺制度・五山制度の研究
室町将軍権力の特徴である禅宗官寺制度の整備は、新来の文化に関
心を持つ各地の有力勢力の統合に関わる宗教政策との見通しをもって、
検討を進めている。
2.画像と賛の研究
室町将軍、天下人、藩祖などの画像と賛について、それぞれの権力の
特質に迫り得る新たな手がかりとして活用すべく、事例の収集と分析に
努めている。
3.近世の領主権力と宗教に関する研究
幕藩体制における宗教は、民衆統治の手段としてだけでなく、領主自身
の自己確立の手段でもあった側面の解明を試みている。
『愛知県史 資料編22 領主2 近世8』愛知県, 989p., 2015年(共著)
『東アジアのなかの五山文化』東京大学出版会, 290p., 2014年(共著)
『愛知県史 資料編21 領主1 近世7』愛知県, 1056p., 2014年(共著)
『新修豊田市史 資料編 近世Ⅰ 藤岡・小原・旭・稲武』愛知県豊田市,
874p., 2014年(共著)
『山梨県史通史編4近世2』山梨県, 909p., 2007年(共著)
『瀬戸市史通史編上』愛知県瀬戸市, 464p., 2007年(共著)
『瀬戸市史資料編3原始・古代・中世』愛知県瀬戸市, 459p., 2005年(共著)
『禅宗官寺制度の研究』吉川弘文館, 221p., 2003年
『織豊期の政治構造』吉川弘文館, 379p., 2000年(共著)
近世の在家・出家と朝廷文書の所持
豊田市史研究,6,pp.43-55,2015年
歴史教育と古文書
名古屋大学附属図書館研究年報,11,pp.39-51,2014年
石見安国寺『国苑掌鑑』にみえる五山制度の構築過程
岡山地方史研究,133,pp.1-20,2014年
室町期荘園制下の在地勢力と五山制度
日本歴史,801,pp.18-34,2014年
近世大名池田家の始祖認識と画像
歴史学研究,892,pp.1~17,61,2012年
戦国期の室町将軍と禅宗
日本歴史,749,pp.17~35,2010年
高木家文書の高度活用における関連文書調査の意義
名古屋大学附属図書館研究年報,8,pp.39~50,2010年
織田氏嫡流の形成と五山文学
織豊期研究,11,pp.8~21,2009年
家康の神格化と画像
日本史研究,545,pp.1~28,2008年
秀吉の画像賛
禅学研究,86,pp.126~147,2008年
室町期関東公方の公帖発給
禅文化研究所紀要,28,pp.179~202,2006年
戦国期知多半島の豪族と禅宗菩提寺
知多半島の歴史と現在,13,pp.43~68,2005年
旗本家臣伝来の古文書留
名古屋大学附属図書館研究年報,3,pp.41~53,2005年
叢林と夷中-諸山・十刹の住持補任分析-
歴史学研究,791,pp.18~33,2004年
足利政権の坐公文発給と政治統合
史学雑誌,113(6),pp.40~71,2004年
戦国期知多半島の五山文学受容-『鏤氷集』の検討を中心に-
年報中世史研究,29,pp.73~93,2004年
禅宗十方住持制の再検討
禅文化研究所紀要,26,pp.239~252,2002年
初期足利政権の公帖発給-「招聘」と「分与」の相克-
日本史研究,471,pp.1~27,2001年
鎌倉後期の禅院住持職と政治権力
年報中世史研究,25,pp.29~61,2000年
江戸幕府成立期の政教関係と紫衣事件
歴史学研究,715,pp.1~18,1998年
五山十刹制度末期の大徳寺-紫衣事件の歴史的前提-
史学雑誌,106(7),pp.1~33,1997年
所属学会
中世史研究会、岡山地方史研究会、歴史学研究会、禅学研究会
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