(2011年3月末時点の情報です)

 

1971.3  島根大学 文理学部 文学科卒業

1974.3   広島大学大学院 文学研究科修士課程 西洋史学専攻 修了

1979.3  広島大学大学院 文学研究科博士課程 西洋史学専攻 単位習得退学

 

1998   博士(文学)(広島大学)

 

1979  鹿児島女子短期大学 講師

1984  同 助教授

1990   同 教授

1999   鳴門教育大学 教授

2004  岡山大学教育学部 教授

2011.3 退職

 

1.ドイツ近代における政党の文化史的研究

   政党と固有の社会文化圏との結びつきを活字メディアとの関連のなか

   に探り、政党間に横たわる社会文化的対立が社会と国家の近代化に

   どのように作用したのかについて考察する。

2.社会国家成立の研究

   身分秩序の崩壊後、ドイツで発生する社会問題はいかに克服されたの

   か。この問題を、政治諸勢力それぞれの労働者観と公共性との関連の

   なかに探り、「補完性」原則を重視する社会国家が誕生する過程を考察する。

 

 『西洋近代における個と共同性』渓水社, 282p., 2006年 (共著)

 『支配の文化史』ミネルヴァ書房, 320p., 1997年 (共著)

 『伝統と近代 西洋近代史の再検討』彩流社, 302p., 1988年 (共著)

 『国家的統合過程の諸相』南窓社, 267p., 1983年 (共著)


 官吏と労働階級福祉中央協会

   西洋史学207号、pp.45-63、2002年

 三月前期保守主義者の共同性社会秩序に関する一考察

   西洋史学報29号、pp.45-69、2002年

 パウペリスムスと三月前期の社会自由主義

   鳴門教育大学研究紀要第17巻、pp.57-68、2002年

 災害保険法成立の意義

   西洋史学報12号、pp.36-53、1986年

 19世紀中葉ドイツにおける労働規律と工場労働者の社会的統合

   史学研究165号、pp.43-60、1984年

 ドイツ第二帝政下における社会民主党の一断面

   史学研究140号、pp.47-67、1978年

 カウツキ―主義に関する一考察

   史学研究128号、pp.20-40、1975年

 

 所属学会

   日本西洋史学会、広島史学研究会、中国四国歴史学地理学協会、

   社会経済史学会、西日本ドイツ現代史学会、鳴門史学会

 役職

   岡山大学教育学部附属幼稚園長(2008年~)

  広島史学研究会評議員(2000年~)

   中国四国歴史学地理学協会評議員(2001年~)

 

 

 

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