岡山大学 岡山大学教育学部・大学院教育学研究科 美術教育講座、兵庫教育大学 連合学校教育学研究科
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教員紹介

関係機関リンク 美術史・美術理論
赤木里香子
AKAGI Rikako
研究分野
美術史・美術理論 教科教育
岡山大学研究者総覧>>
私の授業では、小学校図画工作科や中学校・高校の美術科の歴史と現代の課題を探っていきます。美術教育の歴史は、美術そのものの歴史とも深く関わっています。例えば、100年前、150年前の図画の教科書を見るだけでも、様々な発見があるでしょう。(研究成果公開中 「近代日本図画手工教科書データベース」http://dista.ccsv.okayama-u.ac.jp/ja をご覧ください。 ) これからの美術教育を考える材料は、身近なところにも見つかるはずです。自分を振り返って「どのように美術と出会ったのだろう?」と問い直すことからも始められます。学生の皆さんが広く社会に目を向け、美術教育の未来を切り拓いていけるよう応援しています。
関係機関リンク 教科教育
松浦 藍
MATSUURA Ai
研究分野
美術教育 絵画教育
岡山大学研究者総覧>>
毎日、私たちは色々なことを感じて生きています。その人だから感じ取れることは、その人にしか生み出せない「新しい価値」に変わります。そして、日常生活は、新しく生み出された価値でできています。子どもたちが、この世界に生み出された全ての価値を慈しみ、より豊かな社会を創るようになるには、どんな美術の先生になったらいいのでしょうか。ずっと考えているのですが、なかなか答えを出せません。ぜひ、学生の皆様と一緒に考え続けていけたらと思います
関係機関リンク 教科教育
清田哲男
KIYOTA Tetsuo
研究分野
美術教育 創造性教育
岡山大学研究者総覧>>
ANCS>>
清田研究室のBLOG>>
「作りたい」、「表現したい」は生きる上で欠かせない欲求です。 これらの欲求が、地球で生きる上で、人類として必要なモノを作り出して、美しいと感じたり、こんなの作れた自分が素敵!と思えたりながら進化してきたのでしょう。そのような感情や感性が文化を高め、深めてきた原動力の一つだったのかもしれません。たくさんの視点を作り、価値に変えていく創造的な活動を是非、ご一緒に!!「遊びたい」、「作りたい」、「表現したい」との思いを、子供たちと一緒に味わって「生きること」を実感してみましょう!!
関係機関リンク 絵画
河本昭政(特任教授)
KOUMOTO Akimasa
研究分野
油彩 美術教育
 
美術教師を目指す皆さんへ、 「デッサンとは描き方ではなく、形の見方である。」とは、エドガー・ドガの言葉です。またオーギャスト・ロダンは「美しさは至る所にある。大切なことは自分の心の目を磨くことである。」と言っています。 絵画制作は、まず、「対象をじっくりと見ること」から始まります。 情報化がますます進む現代社会の中で、美術教育を通して物事の本質を見る目を養い、何気ないものの中から感動(美しさ)を発見できる子どもたちを育成することが、現在最も必要とされているような気がしています。
関係機関リンク デザイン
吉原直彦(特任教授)
YOSHIHARA Naohiko
研究分野
デザイン教育
ビジュアルリテラシー 発想教育
私大・公立大と30年余りにわたってデザイナー教育に携わってきました。その経験の中で痛感したことは、幼い時期から美的感受性や知的好奇心を培うことの大切さです。これらは互いに作用しつつ表現能力の礎である共通感覚=Common senseを養うとともに、よき地頭=Good groundを育てると思います。私は「教える人を育てる」という新たなチャレンジにあたり、子供たちの発達段階に応じて感性や知的好奇心を刺激するあり方を考えたい。そして造形・意味・伝達の統合を目論むデザインのための基礎教育がいかに可能であるかを学生の皆さんとともに考えたいと思います。
関係機関リンク 彫刻
小林照尚(非常勤講師)
KOBAYASHI Terunao
研究分野
彫刻、地域文化、美術教育
 
彫刻(立体)は、作品を観るだけでなく形や素材、その温度などを感じる身近で日常に実在する分野です。まちなかのモニュメント、銅像・胸像や壁面レリーフ、建物や室内に置く小品、具象表現・抽象表現、空間表現、伝統的表現と現代表現等など、多種多様な表現があります。 授業では、彫刻(立体)や歴史の概説を学び、多様な要素から基本的表現を活かした作品制作に取り組みます。まずはやってみること、表現の面白さや難しさに気づくことが第一歩です。 制作過程を通して、新しい発見や興味を持ったり、やりたいことを増やして欲しいと思います。
関係機関リンク 製図演習
秋岡昌彦(非常勤講師)
AKIOKA Masahiko
研究分野
木材工芸 設計
 
普段は木工作家として活動しながら中国デザイン専門学校でプロダクトデザイン を教えています。
岡山大学では「図法製図演習」という科目を受け持ちます。 携帯電話やペットボトル、家具、建物など、私たちの身の回りにあるモノはデザイナーや設計者がが作成した図面をもとに製造されていますが、その図面が間違っていたり曖昧だと、完成したモノが上下反対になるなどしますので設計者はそうならないように正確に図面をつくらなければなりません。正確に伝わり、見やすい図面を描くためには様々な約束事がありますが、演習を通して学んでいく手助けができたらと思います。 根気のいる作業になりますが粘り強く頑張りましょう。
関係機関リンク 工芸
山本和史
YAMAMOTO Kazufumi
研究分野
木材工芸、造形デザイン
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工芸は「モノ」という姿をつくりますが、目指すのは使う人の幸せや豊かさであり、その抽象表現としての「かたち」です。デザインは全ての人の「良い」を目指す社会活動ですが、工芸は個人の「心地よい」を出発点にしている、とも言えます。素材を手と体で感じ、「心地よい」を探しながら、「かたち」にする実体験こそ、バーチャル全盛の社会で教育に求められてる事なんじゃないか、と思う訳です。
学校教育に限らずこの分野の指導者は不足しています、「つくる」だけで無く、背景にある文化を感じ、伝えられる人を育てたいと願っています。