H16年度:公開講座 木工中級 の概要

内容: 11/27 12/4 12/11 12/18 作品集   

配布プリント 1各加工解説 . 2引き出しのパターン . 3.4

日程開催期間 11月27日(土)〜12月18日(土) 4土曜日
時   間 10:00〜17:00(12時から13時は休憩)
場   所 岡山大学教育学部木工教室
対   象 家庭で日曜大工等を趣味にされている方, または始めようとされている方
      木工道具( カンナ, ノミ) 及び電動工具( 丸ノコ, カンナ)等の使用経験者を対象とします。
受講定員 12人
受 講 料  9,600円( 別途:材料費5000円程度必要です)
 
制作課題:李朝家具をモデルに小机又は花台/サイドテーブルを制作
基本サイズ: W H D : 6 5 0 × 2 7 0 × 2 8 0 m m
材料:   タモ無垢材
基本的に材料、用具はこちらで用意します
使い慣れたノミ、カンナ、その他工具等ありましたらご持参ください
工法その他
 ● ハンドルーターを使用し、吸い付けアリ桟で脚部を接合する 
 ● 脚部(側)の形などは自由
 ● 幅300mm前後、長さ600〜1200mm、厚み18〜25mm程度の、
   面のそろった板材であれば、甲板として持ち込み可とし
   ます
 ご相談ください→山本:086-251-7661
 ● 引き出し、甲板の端ばめ等、各自の意欲と技量に合わせて+α
   の挑戦をして下さい      
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標準型を少し小さくしました

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日程:
  11/27 概要説明、寸法・デザイン、荒木取り、手押し/自働カンナ
  12/ 4 寸法決め、アリ溝加工、脚(側)の加工、ホゾ穴加工
  12/11 アリ溝加工、脚(側)の加工、ホゾ穴加工、仮組立、仕上げカンナ、サンディング
  12/18 ホゾ他本組立、木地仕上げ、着色、塗装
下は江戸の代官所にあったモノ、右は李朝のものです
側のデザインは自由です ご自分の技量に合わせて端ばめ、引き出し等工夫して下さい
基本構造 天版に(締まり勾配)アリ桟、それに下からホゾで脚を固定します
アリ組(ダブテール・ジョイント)
板同士を直角に組む際に最も有効な組み手です
箱構造では比較的広めのピッチで
引き出しなど小さな箱組では6〜9mmピッチの組み手で
複数箇所、同一ピッチならルーターでの加工が有効です
      
今回はアリ桟
台形の刻みと溝でかみ合わせ固定する方法
その桟に1/100〜500程度の締まり勾配(テーパー)
を付けます
例:長さが500〜300mmあれば1〜2mm先細りにする
これを手で加工するなど大変ですから(^_^;)
誰でも同じ締まり具合にできるよう準備中です

・桟木のテーパーを一定にすること
・ハンドルータと加工治具を組み合わせて、刻み(角
 度/深さ)を一定にすること

これを課題に学生に取り組ませています

皆さんが加工する際にはその治具の使い方、作り方に
注目してみて下さい

今年は学部生の授業が全く成立しないので、技術の院生にゼロから仕込んで取り組ませています
何とかサンプルを作ることはできましたが、このままでは実際の講座には使えません
 11/01現在で何とか講座で使用するルーター用治具が用意できました \(^o^)/
 
この枠の中でルータを動かせばアリ桟の溝が完成・・・のハズ...だよねエ
私の方は別の加工に対応するためルーター台を作成、皆さんも参考にして下さい
こちらもご紹介いたします「ものづくりNPO」詳しくはメールでお問い合わせ

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