インタビュー

フクロウ2

岡山大学教育科学専攻に入られた理由(きっかけ)は何ですか?

日本に来る前は中国の地元の高校で英語の教師として勤めていました。大学の専攻は英語学でしたが、実際に先生になる時、教育についての知識が浅いと思い、教育に関することをもっと勉強したいという気持ちが芽生えました。教育の中で、特に言語教育は様々な人と出会い、交流し、相手の考え方について考えて理解しながら行動することが重要ですので、岡山大学教育科学専攻では様々な分野を研究している方と一緒に勉強出来る機会があると思い、入学を決めました。

韓 笑(HAN Xiao)

フクロウ2

教育科学専攻での日々はいかがでしたか?

教育科学専攻での日々は、私にとってすごく充実していて、緊張もしましたが、素敵な日々でした。日本の大学で勉強した経験がないので、最初の頃は授業でもすごく緊張半分、楽しみ半分でした。高い専門知識を持つ先生たちや色々な考え方を持っている院生たちのおかけで、段々慣れました。そして、PBLのプロジェクトと自分の研究の両立が出来るように色々な工夫をして、自分の専門性も生かせてチームへの貢献が出来ました。PBLを通して大学院の様々な先生、院生、プロジェクトを行うために訪れた学校の先生や生徒達と出会って、自分の研究にも色々な協力を頂きました。多様性と専門性の交流の中で勉強しつつ、この経験は今後の社会生活にとって重要なことになっています。

フクロウ2

教育科学専攻での学びは、今のお仕事に役立っていますか?

教育科学専攻でPBLを通して学んだ「多様性・多元的な多文化共生」のことを中心にして、日本での職場もそうですし、他の場面でもそうですが、様々な考えや意見を交換してからより良い方向に進んで行きます。私の今の仕事の内容は教育との関わりがあまりないのですが、この点を把握すると、仕事をより円滑に進められると思います。

フクロウ2

教育科学専攻への進学を考えている方へ、一言、お願いします。

岡山大学教育科学専攻で勉強することは想像していたより挑戦がありましたが、その代わりに成果を出せた時の喜びは忘れられませんでした。ここは挑戦と機会と楽しみが共存する場所です。将来どこに居ても、何をしても、この貴重な経験をずっと生かせられますから、またさらにチャレンジしましょう。