インタビュー

フクロウ2

岡山大学教育学専攻に入られた理由(きっかけ)は何ですか?

卒業論文の研究を継続するために、また中学校教諭として働く上で専門分野に特化したいと思い、教育科学専攻に入学しました。大学院では修士論文を通して「論理的思考力」、学会発表を通して「プレゼンテーション力」が身に付くと考えました。

近藤 孝俊(コンドウ タカトシ)

フクロウ2

教育科学専攻での日々はいかがでしたか?

コロナ禍で1年目はオンライン講義と対面講義のハイブリッド形式での受講でした。PBL(Project-Based Learning)では専攻や国籍などを超えて共通の研究目的を持って活動をしました。多種多様な環境の同期との交流によって幅広い視野で物事を考えることができるようになりました。2年生では中学校の非常勤講師として勤めながら学びある日々を送りました。大学院生と講師を1年間こなすことは大変でしたが、大学院でのリモート講義を経験していたので中学校でリモート授業になったときは経験を活かして抵抗なくすぐに取り掛かることができました。

フクロウ2

教育科学専攻での学びは、今のお仕事に役立っていますか?

現在、中学校で教諭をしています。修士論文研究で専門性を高め(専修免許取得)、PBLでは多種多様な環境の人とチームの輪、コミュニケーションを築くという経験ができました。修士論文、PBLともに教育現場で活用するための支援教具の研究開発を行なっていましたのでこれからの教材開発に生かします。

フクロウ2

教育科学専攻への進学を考えている方へ、一言、お願いします。

PBLは他学部出身者や留学生と共にグループを組んで、課題に対して話し合い研究を進めていきます。それぞれが出身も国籍も異なります。異なる文化を持っています。PBLでは専門分野や国籍を超えた意見交流等で貴重な体験ができます。修士論文の研究やPBLなどを通してこれからの可能性を拡げてみてください。