岡山大学大学院教育学研究科 幼児教育講座
岡山大学 教育学部・教育学研究科 幼児教育講座 Department of Preschool Education

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学部

入学希望の方へ

 岡山大学教育学部に幼稚園教員養成課程が全国の国立大学に先駆けて設置されたのは、昭和41年のことです。現在の専任の教員は、教授3名、准教授1名、講師1名、特任教授1名の計6名です。
 平成11年に国立大学でははじめて、厚生省(現 厚生労働省)から保育士養成の認可を得ることができました。本コースで4年間の学士課程を経ると「幼稚園教諭一種免許状」と「保育士資格」の両方を同時に取得できます。
 幼児教育の研究室では、恒例の行事として5月のGW中、3日間にわたり、岡山市近郊の研修センターで、学部の全学生と教員で学外合宿研修をしています。研修内容は、外来講師による講演、先輩の話、卒論の中間発表、レクリエーション、大学院合同ゼミなどです。学生と教員、学生同志の親睦が深まるだけでなく、大学生活を送る際の学究的態度の育成や、将来の就職に向かった意識が高まると考えています。
 また、現在、大学院修士課程には5名の大学院生が在籍し、兵庫教育大学との連合大学院博士課程には4名の大学院生が在籍しています。これまで16名の博士号取得者を輩出しています。研究室が目指しているのは、家庭教育からはじまる乳幼児期の保育者・研究者の養成です。

幼児教育講座主任 西山 修

大学生活の紹介

大学生活の軌跡(副免として特支免許取得を目指すAさんの例)

<1年1学期の時間割>

 
1・2 コミュニケーション英語1-1 学問の方法 教職論A(1) 初修外国語・総合(韓国) 学校教育心理学A(1)④
3・4 全学ガイダンス/情報処理入門Ⅰ 幼児教育学演習A 人権・同和教育(1)①   教育学概論(初等)(1)
5・6 初修外国語・総合(韓国) 幼児音楽Ⅰ   全学ガイダンス/情報処理入門Ⅰ 教育の制度と社会AⅠ
7・8   保育者論A     幼児の図画工作A

<2年1学期の時間割>

 
1・2 病弱者心理・生理・病理学
概論
  カリキュラム論A 小児保健  
3・4     幼児教育方法A 日本教育史①  
5・6     視覚障害者教育概論 幼児の図画工作C  
7・8 幼児の
環境
幼児
体育B
    幼児
教育史

<3年1学期の時間割>

 
1・2 相談援助 幼児カリキュラム開発A 子ども家庭支援の心理学A 教育実習Ⅱ 幼児の造形表現
3・4   家庭支援論A 知的障害者教育課程方法論 幼児の音楽表現  
5・6  

発達障害教育概論

視覚障害者教育概論    
7・8   特別支援教育概論   幼児の健康  

卒業後の状況

就職状況

 幼児教育専攻の学生は、忙しいながらも、とても有意義な学生生活をおくり、難関な就職試験にも見事クリアし、自分が望んだ幼稚園または保育所という活躍の場を得ています。


表1 学校教育教員養成課程幼児教育専攻の専門職就職率の推移

卒業年度 専門職就職者/進学以外/卒業者数 専門職就職率
平成19年3月卒業生 13/13/13 人 100.00%
平成20年3月卒業生 12/12/12 人 100.00%
平成21年3月卒業生 13/13/13 人 100.00%
平成22年3月卒業生 16/16/16 人 100.00%
平成23年3月卒業生 16/16/16 人 100.00%
平成24年3月卒業生 13/14/14 人 92.86%
平成25年3月卒業生 10/12/14 人 83.33%
平成26年3月卒業生 15/15/15 人 100.00%
平成27年3月卒業生 14/15/15 人 93.33%
平成28年3月卒業生 14/15/15 人 93.33%
平成29年3月卒業生 8/13/14 人 61.54%
平成30年3月卒業生 11/16/16 人 68.75%
令和元年3月卒業生 13/14/14 人 92.86%
令和2年3月卒業生 13/13/15人 100.00%
令和3年3月卒業生 15/15/15 人 100.00%
合 計 ・ 平 均 196/212/217人 92.45%

注:専門職とは、幼稚園教員などの学校教育教員と保育所保育士を指す。本表は、令和3年4月2日時点での「現在の勤務先又は進学先」調査結果に基づいて作成した。

 

卒業生の紹介

 卒業生は、幼児教育・保育の専門職を中心に各地で活躍しています。卒業から一年の頃に届いた、「子どもとともに過ごす今」のご紹介です。

石川あつみさん(岡山市公立保育所保育士)

 幼いころから目指していた保育士になって一年目。私は、1歳児クラスの担任をしています。
 11月のある日。「自分で!」という大きな声が部屋に響きました。甘えん坊のまあくん(仮名)が、ズボンを持つ私の手を振り払ったのです。運動会の頃は、「せんせー」とズボンを差し出していたまあくんが、『自分の力でズボンをはきたい』という思いを持ち、私にそれを伝えてくれました。
 真剣な顔で一生懸命ズボンを上げようとしますが、なかなか上手くいきません。そんなことを毎日繰り返していくうちに、一人で片方の穴に足が通せるようになり、両方の穴に足が通せるようになり、ズボンをおしりまで上げられるようになり・・・ついにまあくんだけの力でズボンをはくことができました!その時のまあくんの嬉しそうな笑顔は、忘れられません。
 はじめて自分ひとりでズボンがはけた!初めて自分の名前が言えた!子どもと過ごす毎日には、驚きと感動があふれています。子どもの感動は保育者の感動になり、子どもの成長は保育者の成長になります。未来へ向かって日々成長していく子どもと、その瞬間を共にできるこの仕事に就けたことを本当に嬉しく思います。

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