岡山大学大学院教育学研究科 幼児教育講座
岡山大学 教育学部・教育学研究科 幼児教育講座 Department of Preschool Education

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大学院(修士課程)

入学希望の方へ

 岡山大学大学院教育学研究科は、教育に強い関心があり、高度で専門的な知識や実践力を身につけたいという意志を持ち、研究を通して社会に貢献したいという意欲のある人を求めます。取得できる学位は修士(教育学)です。
 幼児教育では、乳幼児の教育・発達に関心を持ち、これからの幼児教育の在り方を理論的・実践的に追究する意欲のある人を受け入れます。まずは、幼児教育講座Staffに、遠慮なくご連絡ください。

問い合わせ先
岡山大学教育学部教務学生係 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号
TEL:086-251-7604(入試担当)
http://www.okayama-u.ac.jp/user/ed/ged/index.html

大学生活の紹介

授業科目の構成  
 院生の方は通常、2年間在籍し、教育学研究の共通基礎科目(必修2単位)、発達支援学専攻の専門基礎科目(必修10単位)、幼児教育コースの専任教員が開講する専門科目から14単位以上の履修単位を取得するとともに、修士論文の執筆にかかわる課題研究(必修4単位)を履修します。30単位以上の単位取得をもって修了となります。

取得できる教員免許状
 幼稚園教諭専修免許状を取得できます。学部で幼稚園教諭の免許を取得していない方は、教育学部の科目等履修の制度を利用して、幼稚園教諭一種免許状を取得することもできます(学部で履修した教職に関する科目などの単位取得の状況によって、必要な科目数は異なります)。

修士論文のテーマ
 修了年度ごとの修士論文の題目は表1に示したとおりです。これらのテーマは指導教員が決定するものではありません。院生が個々に持つ自己の課題について、適宜、指導教員の助言や指導を受けながら、自らの力で考え、試行錯誤しながら完成させていくこととなります。

表1 過去10数年間の修士論文題目

平成19年度 児童文化財による幼児の情操教育と人形劇の果たす役割
  親子のコミュニケーションに関する研究-音楽遊びを通じて-
  子どもの発達における伝承遊びの必要性
平成20年度 大原美術館における幼児のための鑑賞プログラム
  幼児期の音楽教育における遊び歌の構成要素
平成21年度 保育園で明確にされた実効のある保育目標の活用手順の開発-私立御南保育園でのアクション・リサーチ-
平成22年度 保育実践研究における教育方法の整理と事例の検証
  幼稚園において実効のある保育目標を達成するためのカリキュラム編成手順の開発
平成23年度 子どもの自己表現活動と20世紀美術の子ども性
―表現領域の交差に見る芸術の親和性―
  岡山県にみる幼児期の和太鼓を用いた活動と教育的妥当性
平成24年度 保育課程編成のための「園外へ歩いて出かける活動」の実践案出手順の開発 ―カリキュラムマネジメントの視点から―
  幼稚園における望ましいティーム保育の在り方
平成25年度 幼児の創造的な動きを引き出すオノマトペ絵本の読み聞かせ
平成26年度 保育所保育における保育士の連携と家庭支援の在り方
  スウェーデン就学前学校カリキュラムから見る日本の保幼小連携教育
  幼児の描画活動におけるキャラクター表現の造形的価値と指導の在り方
  幼児の障害理解を援助する絵本教材
平成27年度 幼稚園と地域における子育て支援に関する実践研究
  季節の行事に対する保育者及び保護者の認識と実践における質的分析
  保育実践における保育者の気付き体験と変容過程
平成29年度 幼児との触れ合い体験に係る生徒の自己受容を促す家庭科保育領域の授業開発とその評価
平成30年度 新しく園生活を始めた幼児の適応とその支援に関する保育者意識
令和元年度 幼児の描画表現における模写的活動の実践とその教育的効果
 

幼保連携型認定こども園における教育及び保育活動の全体的な計画の作成手順─カリキュラム・マネジメントの実現の追求─

 

 大学院での生活は、課題研究の他に新しい“知”との出会いがあり、皆、活き活きとした日々を送っています。わからない事がある時には、先輩方が親切にアドバイスをしてくださいます。院生の部屋には、1人ひとりに机やパソコンなどが用意されているので、とても学習しやすい環境になっています。

現役院生からのメッセージ
修士課程2年Aくん(24歳・他大学から進学)

私は、他大学を卒業して直接、大学院修士課程に入学しました。修士論文のテーマは「幼児の創造的な動きを引き出すオノマトペ絵本の読み聞かせ」です。私は、幼稚園教諭の免許を持っていないため、大学院の授業と平行しながら、学部の単位も取得しています。論文と勉強との両立で、日々時間に追われていますが、毎日新たな発見があり、とても充実しています。幼児教育について専門的に学びたいと思っている方は、是非とも大学院進学も視野に入れてみて下さい!
修士課程2年Bさん(32歳・現役公立保育所保育士)
私は、幼教の卒業生です。現役で保育士をしながら大学院へ通っているため、長期履修制度を利用し、4年間での単位修得や、論文執筆を目指しています。修士論文のテーマは、「保育所保育における家庭教育との連携を支える保育士のコミュニケーション能力」で、現場のエピソードを交えながら論述していく予定です。
修士課程1年Cさん(22歳・学部から進学)
私は、学部を卒業して直接入学しました。大学院では、他専修の学生と一緒に学ぶ機会もあり、お互いの視点を交流させることの面白さ、学士課程では気付かなかったことに気付く面白さを改めて実感しています。修士論文では「特別支援を必要とする幼児の保育」をテーマに、幼児が安心して生活できるような環境について考える予定です。大学院では「もっと知りたい」と思う気持ちを充分に満たして、近い将来、現場で子どもたちの発達を支えられるような保育者になりたいと思っています。
修士課程1年Dさん(22歳・学部から進学)
私は、岡山大学の学部卒業後、そのまま大学院修士課程に進学しました。修士論文では、卒業論文に引き続き、「幼児の描画活動におけるキャラクター表現」について研究しています。研究を続けられる楽しさを感じる一方で、考えたことを文章にする難しさを感じることもありますが、先生の丁寧なご指導や優しい先輩や友達のおかげで、とても充実した大学院生活を送っています。院部屋で一緒に勉強できるのを楽しみにしています!(以上、2013.6掲載)

 大学院は他大学からの進学者が多数を占めます。新しい仲間とともに、自分のペースで興味のある分野をしっかりと研究することができます。修了生は「専修免許状」を取得し、自信と自覚を持って自分の選んだ道へと歩んでいきます。「こういうことをさらに知りたい!」「もっと保育の力を身に付けたい!」と思っている人、また進路に悩んでいる人も、「こういう道もあるんだ。」というように、大学院進学も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

修了後の状況

 過去の修了生の修了後の状況は表2のとおりです。修士課程での学びを活かし、教育・研究職を中心に、多方面で活躍しています。


表2 修了生の進路や進学の状況
修了年度 修了者 就職先
平成7 2 佐賀県公立小学校教諭/中華人民共和国へ帰国(留学生)
平成8 3 岡山県立大学専任講師/岡山大学教育学部附属幼稚園講師/総社市公立幼稚園講師
平成9 2 岡山県公立小学校教諭/岡山県庁職員
平成10 1 中国学園大学子ども学部専任講師,准教授を経て,東京未来大学こども心理学部准教授
平成11 3 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)へ進学,その後,学位を取得してノートルダム清心女子大学准教授/岡山市公立幼稚園教諭/兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)へ進学・在籍しながら,川崎医療短期大学専任講師。その後,学位を取得
平成12 2 岡山市学童クラブ2名
平成13 1 岡山県倉敷市小学校教員を経て,兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)へ進学,その後,学位を取得して現在,川崎医療短期大学専任講師
平成14

2

倉敷市立天城幼稚園講師,川崎医療短期大学専任講師を経て現在,倉敷市立短期大学准教授/横浜国立大学特殊教育特別専攻科へ進学卒業後,ニュージーランドオークランド保育所臨時職員
平成15 2 岡山市公立幼稚園講師/岡山市東地域包括支援センター社会福祉士
平成16 5 岡山市内私立保育所保育士2名/香川県公立中学校講師/岡山市公立幼稚園講師/学習塾講師
平成17 2 香川県仲多度郡多度津町公立幼稚園教諭/兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)へ進学,その後,学位を取得して現在,中国短期大学非常勤講師
平成18 1 岡山大学教育学部附属幼稚園講師を経て,島根県松江市公立幼稚園教諭
平成19 3 くらしき作陽大学講師/旭川療育園保育士
平成20 2 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)へ進学・在籍しながら大原美術館学芸員。その後,学位を取得/香川県高松市公立幼稚園教諭
平成21 1 岡山市私立保育所保育士
平成22 2 岡山県津山市公立幼稚園教諭を経て,岡山大学教育学部附属幼稚園非常勤講師/高知県高知市私立幼稚園教諭
平成23 2 岡山県警察を経て,くらしき作陽大学非常勤講師/中国学園大学非常勤講師
平成24 2 くらしき作陽大学講師/山陽学園短期大学講師
平成25 1 岡山市公立保育所保育士
平成26 4 岡山市岡山っ子育成局保育・幼児教育課/社会福祉法人めやす箱/愛媛県庁職員/岡山大学教育学部附属幼稚園教諭
平成27 3 中仙道幼稚園/就実大学教授
平成29 1 岡山大学特任教授
令和元 2 広島県広島市公立幼稚園教諭/認定こども園ももの木学園保育教諭を経て,長崎短期大学助教

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