先輩からのメッセージ
学部生
私は、高校での調べ学習の時間に、教師について調べていた時、障害を「人とは違う異質 な部分」としてではなく、「その人の不得意な部分」として捉えて、その子の個性をいかし て社会で輝けるように指導していく特別支援学校の教師に憧れをもちました。そのような 教師になりたい思いが強くなり、地元にある岡山大学の特別支援教育コースを受験しまし た。入学してからは、日々の講義で、障害に関すること、特別支援教育に関する基礎知識を 学んでいます。2年生から附属特別支援学校での教育実習があり、教育現場での指導方法や、 自分はどのような指導をしていけばいいのかを考える機会があり、いろいろな視点から学ぶことができます。また、特別支援講座ではいろいろなボランティアが紹介されています。 参加することで、講義や実習以外でも多くの子どもたちとの関わりがうまれて、新しい発見 がたくさんできています。
私は、弟の同級生に自閉症の子がいて、その子の見違えるほどの成長を見る中で特別支援 教育を知り、さまざまな本を読んだり、実際に特別支援学校で働いている方にお話を伺った りする中で興味を持ちました。子どもたちや保護者との距離が近く、みんなで一緒に日々成 長していく教育現場に感銘を受け、自分も携わっていきたいと思い、特別支援教育コースを 受験しました。大学の講義では、様々な障がいについての知識や、子どもたちとどのように 関わっていけばよいか等について詳しく学べます。また、2 年生では、附属特別支援学校に 1 週間、参加・観察実習に行きます。私はこの実習で、特別支援教育についてより詳しく知 ることができ、特別支援学校の教員になりたいという思いをより強いものにすることがで きました。通常の学校の教員になろうと思っている方でも、特別支援教育についての知識が 必要になってくることが多々あると思います。このコースで学べることは、教員になった時 に必ず役に立つ知識ばかりだと感じています。私たちと一緒に、特別支援教育について学び ませんか?皆さんと一緒に学べる日が来ることを、心より楽しみにしています。
私には、小学生の時から仲が良い知的障害の女の子の友達がいます。その友達と接するうちにどのような支援をすれば、この友達が快適に過ごせるか、楽しいと笑顔になってくれる かを考えるようになりました。そのようきっかけで、特別支援教育を学びたいと思うように なり、特別支援教育コースの受験を決意しました。大学では、知的障害に限らず、色々な障 害を持つ人々から見た世界はどの様に映っているのかを、多方面から学ぶことができ、特別 な支援を必要とする人たちの気持ちを追体験するような機会がたくさんあります。一人ひ とりにとって必要な支援は違うことを再認識でき、一つひとつの事象をより深く学ぶこと ができています。特別支援教育について、イメージが掴めないという方も多いかもしれませ ん。私も高校生の時はそうでした。しかし、学んでいくにつれて、一人ひとりに合った支援を考えていく、とてもやりがいのあるものだと感じる事ができると思います。皆さんも岡山 大学で一緒に特別支援教育を学んでみませんか。お待ちしています。
私は、特別支援教育コースは少人数で、アットホームな環境で熱心な先生方のもと充実した大学生活が送れそうだと感じたこと、特別支援の免許だけでなく、基礎免許として別の教員免許をしっかり取得することができるこのコースに魅力を感じたことが受験を決めたき っかけでした。入学後は、想像していたように同じコースの仲間と毎日楽しく過ごし、学び を深めることができています。特別支援教育の講義では、教育学・心理学・病理学・行動分 析学など、多岐にわたる分野に触れるため、難しく感じることもありますが、高い専門性を 持った先生方が教えてくださるので時間をかけて理解を深めることができています。また 実習やボランティアなど、教育現場との距離が近いことも、このコースの魅力だと感じてい ます。私は、中学校国語の免許を基礎免許として選択しているので、特別支援教育を学ぶ一 方で、古典や文学など国語の学習にも取り組んでいます。以前から興味のあった特別支援について学びながら、サークル活動や旅行、スポーツなど様々な活動に取り組むことができ、 さらには熱心な先生方と楽しい仲間に出会えて、充実した大学生活を送ることができています。ぜひ、岡大特別支援教育コースで学んでみませんか?
大学院生
<関西学院大学社会学部卒>
私は障害のあるお子さんやご家族を支援する仕事に就きたいと思い、大学時代は社会福祉 を専攻していましたが、教育の視点が必要不可欠だと感じ、特別支援教育コースに入学しま した。座学だけでなく、特別支援教育に関する論文の要約や、小中学校での公開授業・研究 協議会への参加なども、良い経験となりました。また、修士論文の執筆を通して、多くのこ とを学びました。2 年間という限られた期間でしたが、とても有意義な時間となりました。 ぜひ、岡山大学で特別支援教育について深めてみてください!
<ノートルダム清心女子大学文学部卒>
学部時代、自閉症の方々と関わる中で,コミュニケーションの困難さを抱える場面に出会い, コミュニケーションの指導について研究したいと思い、大学院進学を決めました。ですが、 全く別領域のことを学部時代に学んでおり,進学してからついていくことができるか不安でした。特別支援学校教諭一種免許を取得するため、授業数が多く大変でしたが、必死につ いていく中でその不安も少しずつ和らいでいきました。その分、授業と並行して教員採用試 験の勉強ができ,教採に合格することができました。やりたかった研究もでき、充実した2年間となりました。
<小学校・特別支援学校教諭を経て入学>
発達や特別支援教育の観点から、「書字」をテーマに研究に取り組みたいと思い、大学院に 進学しました。文献研究に取り組み、日本国内のみならずアメリカの実践事例等に幅広く着 目することで、「書字」に関する様々な手立てを知ることができました。実態に応じた手立 てを豊富にもったことで、子どもたちに学びやすい環境を用意していきたいと思えるよう になりました。また、これからも自分の知識をアップデートして、学び続けることを通して、 子どもたちの支援ニーズを真摯に受け止める姿勢を持つことができました。
<看護師を経て入学>
看護師として障害児医療に従事していた際,障害児教育に強い関心を抱き,教育学や心理学 を学びたいと考え,入学を決意しました。教員志望ではない私でも受け入れていただき、十 分に専門知識を学ぶことができるコースとして、大変魅力的でした。入学して学んだことは、 臨床(医療機関)では,決してもつことができなかった理論や考え方だったと思います。看 護師として,そして人間としての生き方を振り返るきっかけとなり、私にとって,人生のタ ーニングポイントになったのではないかと感じる程、充実した2年間になりました。
<近畿大学生物理工学部卒>
特別な支援を必要とする子どもたちのボランティアに参加する中で、特別支援教育の専門的な学習・研究をしてみたいと思い、大学院に進学することを決めました。私は理系大学出 身で特別支援教育に関する知識があまり無い状態で入学しました。ですが,学部開講の講義 を履修することもでき,特別支援教育に関する基本を学ぶことができました。もちろん専門 的な内容を深く研究し,実習の中で学校現場での実践経験を積むこともできます。様々な立 場の人がそれぞれの強みを生かしながら学び,研究できるコースだと感じます。ぜひ、岡大で学んでみてください!
<岡山大学教育学部特別支援教育コース卒>
将来は特別な支援を必要とする子どもたちとかかわりたいと思い、岡山大学教育学部の特別支援教育コースに進学しました。そこで実際に子どもたちとかかわりながら学ぶ中で、 「もっと色々なことを専門的に学びたい」と感じるようになり、大学院へ進学する道を選 びました。大学院では、特別支援教育に関する専門的知識を深めることができます。講義 は少人数で行われることが多く、先生と言葉を交わしながら学びを深めることができまし た。附属特別支援学校で実際に子どもとかかわる講義では、支援方法を具体的に実践現場 で考える機会があり、実践的な学びができることも魅力です。様々な考えをもつ方との交 流の場も多くあり、自分自身の視野を広げることができました。ぜひ、大学院で深い学び を体験してみてください!