岡山大学教育学部特別支援教育講座

特別専攻科

特別支援教育特別専攻科について

修業年限は 1 年、定員は 15 名です。本専攻科を修了すれば、*特別支援学校教諭一種免許状を取得できます。

*幼稚園、小学校、中学校または高等学校教諭の基礎免許状を有している必要があります。

取得できる教員免許状

特別支援学校教諭免許状(知的障害・肢体不自由・病弱)の取得の有無に応じて、履修コースは分かれます。

コース名 既得免許→ 希望免許 修了要件単位数
履修コースⅠ なし →一種免許 30 単位以上
履修コースⅡ* 二種免許→ 一種免許 30 単位以上

*既に特別支援学校教諭一種免許状をお持ちの方は、履修コースⅡになります。

開講科目一覧

特別支援学校教諭免許状(知的障害・肢体不自由・病弱)を取得するための講義が主に開講されていますが、視覚障害、聴覚障害、重度・重複障害、発達障害に関する講義や演習も開講されています。附属特別支援学校での教育実習に関する講義もあります。

※具体的な授業科目名についてはこちら

区分 授業科目名 ◎:必修○:選択
コースⅠ コースⅡ
第 1 欄 特別支援教育論
障害者教育史
特別支援教育研究Ⅰ
特別支援教育研究Ⅱ
特別支援教職実践研究Ⅰ
特別支援教職実践研究Ⅱ
第 2 欄 知的障害者心理学
知的障害者生理・病理学
肢体不自由者心理・生理・病理学
病弱者心理・生理・病理学
特別支援心理研究Ⅰ
特別支援心理研究Ⅱ
特別支援病理研究Ⅰ
特別支援病理研究Ⅱ
知的障害者教育課程・指導法
肢体不自由者教育課程・指導法
病弱者教育課程・指導法
知的障害者教育方法論
特別支援行動支援論
特別支援実践研究Ⅰ
特別支援実践研究Ⅱ
特別支援臨床研究Ⅰ
特別支援臨床研究Ⅱ
第 3 欄 視覚障害者教育論
聴覚障害者教育論
発達障害者心理学
重度・重複障害者教育論
第 4 欄 特別支援教育実習基礎研究  
特別支援教育実習  

※授業概要についてはこちら

※「時間割例」についてはこちら


「肢体不自由者心理・生理・病理学」:脳性麻痺児の動作分析を学ぶ時間

「知的障害者心理学」:実態把握と支援のためのアセスメント方法を学ぶ時間

エクステンション・プログラムについて

エクステンション・プログラムとは、学外の関係者並びに関係機関と連携しながら、特別支援教育にかかわる幅広い学び・深い学びを提供するために設けられた授業です。以下のプログラムから 1 つを選び、複数の教員による指導の下、自己課題に沿った学びを追究します。

エクステンション・プログラムに関する具体的な学びについて → 詳しくは こちら と こちら

プログラム名 内容 対応授業科目例
理論研究 文献講読会等への参加を通して、理論研究の基礎と手法を学びます。 特別支援教育研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援臨床研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援実践研究Ⅰ・Ⅱ
保育・教育・福祉実践研究 保育・教育・福祉現場の参観及び実践への参加を通して、現場の実践にかかわる知識と技術を習得するとともに、保育・教育・福祉実践研究の基礎と手法を学びます。 特別支援臨床研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援実践研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援教職実践研究Ⅰ・Ⅱ
実証研究 実験、調査研究の補助を通して、実証研究の基礎と手法を学びます。 特別支援実践研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援病理研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援心理研究Ⅰ・Ⅱ
発達支援研究 療育及び家族支援への参加を通して、発達支援にかかわる知識と技術を習得するとともに、発達支援研究の基礎と手法を学びます。 特別支援臨床研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援心理研究Ⅰ・Ⅱ
特別支援病理研究Ⅰ・Ⅱ

進路先及び入学状況

進路先

修了後の進路先は、教員(現職復帰も含め)になる方が多いですが、病院や福祉施設に就職する方もいます。詳しくは、「卒業後の進路」のページをご覧ください。

入学状況

現職の方、学部・大学院卒の方がほぼ半数ずつ入学しています。現職の方は、特別支援学校をはじめ、幼稚園・保育園、小・中学校から、さまざまな方が入学しています。

入試情報

詳しくは、「岡山大学特別支援教育特別専攻科」のページをご覧ください。

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