岡山県ユネスコスクール高校ネットワーク コアメンバー会議開催
2024年5月21日、岡山県ユネスコスクール高校ネットワークに加盟する高校のコアメンバー同士で、今年度ネットワークで取り組みたい学習のテーマについて話し合いました。それに沿って、各学校での活動を広げていき、今年度の事前学習会や実践交流会などを行います。
まず、各校のユネスコ・ESD活動に基づいて、今年の学習テーマの候補を各校の代表生徒が提案しました。少子化、防災、子どもの支援、フードロスなどいくつかの共通テーマが見つかりました。中でも昨年より「食」にまつわる課題に取り組みたいと思う学校が増えてきており、高校生にとってごく身近な問題で、気になっていることである様子が伝わりました。最終的には、「食糧問題」としてまとまりました。
この「食糧問題」は、ただ単に「フードロス」に取り組む、ということではなく、気候変動や自然災害、貧困や飢餓、教育普及や技術進歩など、様々な持続可能な開発の課題とつながっていき、かつ「食」は誰にとっても生きる上で必要なもので、身近なものです。よって、今年度「食糧問題」を大きな学習テーマとして取り組むことで、今まで各学校で取り組んできた課題や実践と結び付けられるのではないか、あるいは発展させられるのではないか、と私たちも考えています。
今年度も各学校での学びが発展していくことを期待しています。(文責:川上)