岡山大学大学院教育学研究科・教育学部ESD協働推進センター

【報告】 第51回岡山大学文明動態学研究所RIDCマンスリーセミナーに登壇

2025年12月10日(水)、岡山大学 文明動態学研究所(RIDC)が主催する第51回RIDCマンスリー研究セミナー「持続可能な開発を問い直す ―『希望』の行方をめぐって―」に、当センター助教の柴川がスピーカーとして登壇しました。

セミナーでは、1987年のブルントラント報告からSDGsに至る「持続可能な開発」概念の展開を手がかりに、「希望」「幸福(ウェルビーイング)」「誰一人取り残さない」といったキーワードが、どのような社会像や価値観を前提にしているのかを批判的に検討しました。あわせて、ジェンダーや障害、福祉の領域で新たな不均衡を生み出しうる側面についても議論しました。

後半では、自身が行う岡山市でのESD実践研究(Whole City Approachと公民館・市民活動などのボーダーランド実践)を素材に、教育が「成長」ではなく「関係」と「ケア」に根ざした「別様の希望」をどのように育みうるのかを提起しました。

当日のチラシ(RIDC作成)を以下に掲載します。

RIDC_seminar_252012

また同研究所のYouTUBEチャンネルにて録画も配信される予定です。https://www.youtube.com/@%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%96%87%E6%98%8E%E5%8B%95%E6%85%8B%E5%AD%A6%E7%A0%94

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