岡山大学大学院教育学研究科・教育学部ESD協働推進センター

2024年度 岡山県ユネスコスクール高校ネットワーク 実践交流会

2024年度 実践交流 報告


令和6年度 実践交流会

今回のテーマは、「食」× 「ESD」× 「ユネスコスクール」〜 一緒に前に一歩踏み出そう 〜 として、
「食」にまつわる諸問題について、様々な角度と視点から一緒に考えることを目的としました。

日時:令和6年11月17日 (日) 10:00 〜 15:30
場所: 岡山国際交流センター2F
参加校:岡山県内ユネスコスクール加盟校・キャンディデート校 11校
+ 雲雀丘学園中学校・高等学校、鳥取県立鳥取西高校高校
後援:岡山市SDGs・ESD推進課


活動風景

■ 開会

岡山県内の様々な地域から10校、今回は雲雀丘学園中学校・高等学校や鳥取西高等学校など総勢97名の生徒と先生達が集まってくれました。遠くから朝早く出発した生徒さんたちもいます。中には「前の事前学習会でも会ったよね!」という声も聞こえてきました。

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■ アイスブレイク

「自己紹介・以心伝心ゲーム」 今年度の幹事校、おかやま山陽高校の生徒チームのリードにより、初対面の皆が和やかな雰囲気になれ、グループでの活動が行いやすくなるようなゲームを行いました。最初は緊張した面持ちで座っていた参加者の生徒たちも、あっという間に打ち解けて賑やかな雰囲気に。さすがです。


■ ポスターセッション

参加校の生徒たちがそれぞれ、自分たちのしている活動などを紹介しており、その際に参加した生徒自身が「この活動、良い。」と思ったところのコメントを書いた付箋を貼りました。
生徒同士で褒め合ったり、認め合ったりしている姿もありました。

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■ 「食」をテーマとしたワークショップ

今回は「食」をテーマにしたワークショップを行いました。
魚をテーマにしたワークショップでかるたをしているところだったり、実際に「銀杏とエビのクリーム煮」という普段使用されていない食材を使用した料理を提供しているところなどがありました。各校、とてもためになるワークショップしていて、生徒自身の成長にも繋がっているのかなと考えられました。

今回は学生スタッフも「フードマイレージ」の考え方を用いたワークショップを行いました。


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■ 今後の流れ、振り返り

今年度の活動を一枚にまとめて、年度の報告書として掲載するニューズレターの取り組みについて説明されました。また、各高校の参加した振り返りをmentimeterを使って行いました。

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■ 閉会式

■ 集合写真


参加した生徒の感想

※一部のみ紹介します。

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今回のようなワークショップなどの機会があると、自分たちがワークショップをする側になっても
沢山の知識をつけたりすることができて、聞いたり体験もすることでより学びを深められると思います。

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今回、食というテーマで参加して、フードロスから、地産地消の多くのことを学ぶことができました。
特に様々な「コ食」という言葉は興味を持ちました。
個食、濃食、固食・・・と様々なコ食の中にある問題に1つでも取り組めればなと思いました。

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普段は学校内で活動がメインなので、他校のことを知る良いきっかけの場所になりました。実際にインタビューを行って自分達でレシピを考えて実践したり、子ども食堂でボランティアなど自分達にもできそうなこと、身近なことから”ちりつも”で日々意識することで解決の糸口になることに気づけた。大学生の方々のワークショップでいかに日本の食料自給率が低く、私達が輸入食品を日常的に食べているか気づいた。

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鳥取西高校がユネスコスクールであることを実感し、このような機会に招いてくださったことを大変ありがたく感じた一日でした。西高校では「ユネスコスクール」としての活動で、目に見えるものはほとんどありませんが、他校が「ユネスコ部」などをはじめとして、多くの取り組みを行っていることに大変刺激を受けました。

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他校との交流の機会が普段はないので、新鮮で良い経験にもなりました。今まで知らなかったポスター発表の仕方(質問に対して説明していく)を見て、今度ポスター発表の機会があるので参考になりました。

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