2023年度 事前学習会
事前学習会
令和5年度 事前学習会
前年度に引き続き対面で事前学習会を無事、行うことができました。
これは次に行われる実践交流会に向けた学習会です。ここで終わるものではなく、次に繋げる会です。
他の高校の生徒たちと一緒にこんな機会を体験できる。
それがこの岡山県ユネスコスクール高校ネットワークの魅力です。
概要
◆ 開催日
令和5年8月23日 (水) 13:00 〜 16:00
◆ 開催場所
岡山市勤労者福祉センター5F 体育集会室
◆ タイムテーブル
13:00 〜 13:05
■ 開会 (司会:ユネスコスクール高校ネットワーク 学生スタッフ)
13:05 〜 13:15
■ アイスブレイク, グループ分け (司会:林野高校生徒チーム)
13:15 〜 13:20
■ 「事前学習会について」(司会:ユネスコスクール高校ネットワーク 学生スタッフ)
13:20 〜 13:30
■ 「なぜ防災の学習をするのか」(司会:林野高校生徒チーム)
13:30 〜 15:30
■ 高木先生による阪神淡路大震災の体験談&ESD の視点・クリティカル思考を磨くワークショップ
15:30 〜 16:00
■ まとめ, 連絡, 写真撮影
◆ 参加校
岡山県内ユネスコスクール加盟校・チャレンジ校 11校
◆ 後援
岡山市SDGs・ESD推進課
事前学習会2023の活動風景
■ アイスブレイク, グループ分け
横にスライドすると、
他の写真もご覧になれます。
■ 「なぜ防災の学習をするのか」
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■ 高木先生による阪神淡路大震災の体験談&ESD の視点・クリティカル思考を磨くワークショップ
概要
高木先生による阪神淡路大震災の体験談を聞く中で、途中に質問を考える時間を作り、各チームで質問をまとめ、高木先生に回答してもらうというような進行で行いました。下記の通りです。
1. 体験談を聞く
2. 質問を考える時間
3. 質問に回答してもらう
上記の1-3の項目を2-3回繰り返して、自分たちの知りたいことを自分たちでまとめれるようにしました。
■ 参加した生徒たちの質問したいこと
横にスライドすると、
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■ 集合写真
参加した生徒の感想
※一部のみ紹介します。
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私たちのように実際に地震を経験していない人はマスコミの記事を見た時にその情報を受け入れて理解しているように感じるが、やはりその情報は体験した人たちから言うと違うものという点に疑問をいだきました。正しい情報を伝えるべきであるメディアは経験者や未経験者、どちらも納得するものを発信するべきであると感じました。ニュースでみるものや親から聞くもののような体験談とは違ったことを知ることができ、本当に貴重な経験になりました。
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実際の災害での体験を聞く機会がなかったので聞けたのは良い経験になった。自分は将来は災害に関わる仕事に就きたいと思っているので役に立てていきたい。
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震災の様子を映像で見るよりも実際に体験された方に話を聞いて、当時の大変さや震災直後の様子などが分かり、とても痛々しい災害であったと再認識することができた。
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震災はいつ・どこで起こるかわからないため、私は今のうちから防災グッズを用意する必要があると思いました。
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実際に被災した方のお話を聞いて、映像などで見るよりも細かくテレビなどの第三者視点ではなく実際の状況を知ることができ、災害について今一度考え方が変わりました。 そして、やはり被災にあっても大事なのは人と人との関わりであり、大変なときでも友達の生存確認をするために被災地に戻るのはすごいなと思いました。
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あとがき
今回は100名くらいの高校生が参加する大規模な事前学習会となりました。今回の事前学習会は11月に行われる実践交流会に向けて、事前に学ぶ場として開催されています。
今回もアンケートには有意義なものになったという感想があり、学生スタッフとしても嬉しく思います。
次に行われる実践交流会に向けて色々準備を進めていこうと思います。
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ここまで見てくださり、ありがとうございます。こういう活動が行われているということを知っていただき、また、この活動のことを広めてもらえると幸いです。
文責:岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワーク 学生スタッフ 川上