エジプト国立アインシャムス大学と共催でWebinarを開催
アインシャムス大学教育学部-岡山大学教育学部 学部間連携協定事業: Webinarシリーズ
「社会教育とESD/GCED・教師教育の融合 ―新たな可能性とその課題」
を、2022年1月17日にオンライン開催しました。
本ウェビナーは3回のシリーズ企画で、ESD/GCED、社会教育、および教師教育に関わる研究者のみならず、若い学生や公民館関係者にも開かれたものにしたいと考え、双方の機関を代表する教授陣による2回の講義を行います。第1回目は、本学の熊谷愼之輔先生に登壇頂き、「ESD推進と教師自身の学び」と題して講義を頂きました。
生涯学習・社会教育をご専門とされる熊谷教授からは、これまでの生涯学習・社会教育の潮流とESDの位置づけについてお話頂き、その中でも「変容(Transformation)」を最も重要なキーワードとして位置付けられること、そしてそのカギが学校教育と社会教育が連携して進めるESDにおいて、教師自身の学びと成長にあることも提言されました。
エジプトの国立アインシャムス大学は、教師教育における課題として、「教員志望の学生たちをいかに地域づくり活動やESDといった、ある種、エキストラな学びへと動機づけていくのか、その秘訣は?」といった大変重要な質問を頂いています。これに関しては私たちの方でも課題があり、お互いに協力して研究を進める上でのヒントになると考えられました。
エジプト側からは70名を超える多くの参加者があり、質問やコメントが相次ぎ、大変有意義な時間となりました。
次回は2月21日16時~を予定しています。詳細については追って連絡します。
奮ってご参加下さい。