ユネスコスクール支援
「ユネスコスクール」とは
ユネスコスクールは、1953年、ASPnet(Associated Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、その調整をはかる共同体として発足しました。2013年には60周年を迎えます。世界180カ国で約9,000 校がASPnetに加盟して活動しています。日本国内では、2014年2月現在、675校の幼稚園、小学校・中学校・高等学校及び教員養成系大学がこのネットワークに参加しています。日本では、ASPnetへの加盟が承認された学校を、ユネスコスクールと呼んでいます。ユネスコスクールは、そのグローバルなネットワークを活用し、世界中の学校と交流し、生徒間・教師間で情報や体験を分かち合い 、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指しています。
日本においてユネスコスクールは、「持続可能な開発のための教育(ESD)」の推進拠点と位置づけられています。
ユネスコスクールに登録することで、ESDのカリキュラム開発や教員研修に対する支援、ユネスコ協会や関係する諸団体を通じた支援、国内外のユネスコスクールとの交流機会の拡大といったメリットがあります。