学部新卒学生
名簿登載期間の2年延長
学部4年次に教員採用試験に合格した人が教職大学院に進学する場合、採用候補者名簿への登載期間が2年間延長される自治体もあります（例：岡山県、岡山市）。これは、学部卒業後すぐに教員にならずに教職大学院で学ぶことの意義が評価されているからです。
※詳細は教員採用試験を受ける地域の教育委員会に確認してください。
教員採用試験の一部試験免除・特別選考/初任者研修の一部免除
自治体によっては、教員採用試験において教職大学院生のみを対象とする選抜をおこなっているところや、教職大学院修了者への初任者研修が一部免除されるところもあります。
※詳細は教員採用試験を受ける地域の教育委員会に確認してください。
教員採用試験の対策
教員採用試験の合格を目指している院生には種々の支援を行っています。実践力を高めながら受験対策ができるというのは、教職大学院の強みの一つです。
現職教員学生
岡山大学教職大学院ラーニングポイント制
岡山大学教職大学院では、現職教員を対象とする研修講座やセミナー等での学修を教職大学院の授業科目の履修とみなして単位を付与する制度を設けています。これにより、教職大学院を1年で修了することも可能となります（詳細については教務学生グループまでお問い合わせください）。
学部新卒学生＋現職教員学生
専修免許状の取得
１種免許状を取得している場合は所定の単位を取得し、課程を修了すると「専修免許状」を取得できます。
＊ただし、「特別支援学校教諭専修免許状」は、取得できません。基礎免許のみ専修免許状を取得できます。
修了後も続くネットワーク
教職大学院にはさまざまな学修歴・教職経験の学生が、また、学校長や教育委員会等での経験を有する実務家教員、教科教育や学校に関する専門的知見を有する研究者教員がいます。授業や院生室での「学び合い」や「関わり合い」を通して、修了後にも続く貴重なネットワークがつくられます。
「学び続ける教師」の根幹
教師には、教職生活を通じて自らの資質能力の向上に取り組むセルフ・マネジメント力が必要です。教職大学院での学びを通して、目の前にある課題にとどまらず学校の教育活動を総合的に捉えたときに浮かび上がる本質的な課題を発見し、その解決に取り組むための資質能力を身につけることができます。
