【学部】岡山県工業科教員養成プログラム選抜(学校推薦型選抜Ⅰ)
※詳細は、「入学者選抜要項」、「学生募集要項」で必ずご確認ください。
「岡山県工業科教員養成プログラム選抜」(学校推薦型選抜Ⅰ)とは
学校教育教員養成課程の岡山県工業科教員養成プログラム選抜(学校推薦型選抜Ⅰ)とは、高等学校の専門教育(工業)を主とする学科を卒業又は見込みの方で、出身学校長から推薦され、将来、岡山県工業科教員として教職に就きたいと考えている方々の中から選抜する入試です。「一般選抜」とは異なり、書類審査、小論文及び面接により、岡山県の工業科教員として、学校、地域社会及び産業界に貢献しようとする意欲や適性を総合的に評価する入試方法です。
募集人員
中学校教育専攻
技術・工業 3人
出願資格
次の(1)~(3)のいずれにも該当する者で、岡山大学教育学部での勉学を強く希望し、合格した場合には必ず入学することを確約できるもの次ののいずれにも該当する者で、岡山大学教育学部での勉学を強く希望し、合格した場合には必ず入学することを確約できるもの
(1)次のいずれかに該当する者
① 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)の専門教育(工業)を主とする学科を2024年4月から2025年3月までに卒業又は卒業見込みの者
② 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)の総合学科を2024年4月から2025年3月までに卒業又は卒業見込みの者で、工業に関する教科・科
目を25単位以上修得(見込みを含む。)したもの
(2)卒業後、岡山県工業科教員として教職に就くことを強く希望する者
(3)出身学校の全体の学習成績の状況が4.3以上で、出身学校長(高等学校長等)が人物、能力、適性等について責任をもって推薦できる者
入学者選抜方法等
書類審査(調査書・推薦書・志望理由書)、小論文及び面接(口述試験を含みます。)の結果を総合して行います。
入学後の学び
「岡山県工業科教員養成プログラム選抜」で入学した学生は、高等学校教諭一種免許(工業)と中学校教諭二種免許状(技術)の取得を目指します。その過程で教育学部の充実した教職科目を履修することで、学習指導力、生徒指導力、学級経営等を身に付けます。2年次からは教育実習を中心とした実践的な学びを通して理論と実践の有機的往還を行います。工業の専門的内容については、機械、電気、情報、化学等の学問分野を広く学ぶことになりますが、特定の学問分野を深く学びたい場合は他学部(工学部など)の授業を履修することも可能です。また「創造性・STEAM教育プログラム」に参加し、創造的かつ教科横断的授業の構築に取り組むこともできます。
「岡山県工業科教員養成プログラム選抜(学校推薦型選抜Ⅰ)」のポイント
1)アドミッション・ポリシーと出願資格を十分に理解したうえで、出願を検討してください。
2)出願書類の作成にあたっては、説明をよく読んで、丁寧に作成してください。
3)面接の際には、とても緊張すると思います。できるだけ落ち着いて、自分がこれまで学んで身につけたものや、自分の良さをしっか りとアピールできるように準備をしてください。
「岡山県工業科教員養成プログラム選抜」(学校推薦型選抜Ⅰ)合格者の声
コース
中学校教育専攻
(技術・工業)
年度
2024年度
内容
私は高校進学の際、工業高校に進学しました。そこで今までお世話になった両親に恩返しをするためにまた生まれ育った町にある工業地域で自らが働くことによって活性化させたいと思うようになりました。そして高校2年生の面談で担任の先生から岡山県工業科教員養成プログラム選抜があると聞きました。そこで正直私は、進学をするのか就職をするのか迷いました。様々な人と話をしたり情報を集めたりした結果、岡山県の工業高校教員になり生徒を育てるということが、地元に自分が育てた生徒を送り出せるということに気づきました。また、岡山県にとどまらず全国各地に生徒を送り出せるというところに魅力を感じ教師を目指すようになりました。
受験勉強は志望理由書や面接練習、小論文対策を併用して行うため想像以上に大変でしたが、自分自身が県内の工業高校教員としてどうありたいかを問う機会となり、より目標が明確になっていきました。年内に合格をいただくことができましたが、教員になるために他の受験生と同じように勉強は毎日続けていました。それに加えて、工業高校で教員をされている方にお話を伺ったりし、4年間どのように大学生活を過ごしていけばよいのかビジョンを立てながら過ごしました。そうした時間が、県内の工業高校教員としてあるべき姿を模索していくことにもつながりました。
受験勉強は想像以上に大変なこともあるかと思いますが、岡山県の工業高校教員を志す方には、岡山県生まれの方だけにとどまらず、ぜひ受験していただきたいと思います。応援しています!