学部長からのメッセージ
学部長メッセージ
「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが、世界を変えることができる。」 これは、銃撃を受けながらも教育の力を世界に訴え続けたマララ・ユスフザイさん(2014年、17歳でノーベル平和賞受賞)の言葉です。この言葉は、教育が一人の人生を支えるだけでなく、社会や世界の未来を形づくる力をもつことを私たちに示しています。
いま世界は、国や地域を越えて、あまりにも多くの課題を抱えています。その中で、共通の未来像を示す指針として、国連はSDGs(持続可能な開発目標)を掲げています。そして、これらの目標を達成するための基盤的な位置づけが、Goal4「質の高い教育をみんなに」です。
教師という仕事は、このGoal4を最前線で支える仕事です。教室は、単に知識を身につける場ではありません。子どもたちが自分の考えをもち、他者と対話し、多様な価値観を理解しながら生きていく力を育む場です。だからこそ、これからの教師には、学力だけではなく、人や社会、世界とつながる視点と、学び続ける姿勢が求められています。
岡山大学教育学部では、教育を受けることの意味、学ぶことの価値、そして教育が社会を変える力であることを、理論と実践の両面から深く学びます。地域に根ざした教育実践を大切にしながら、その学びをこの世界の教育課題と結びつけて考える力を養います。
本学部の学びの特徴に、教育実習を軸とした実践的なカリキュラム(スパイラル・モデル)があります。大学で学んだ理論や教育の理念を、実際の学校現場で試し、振り返り、再び学び直す。この循環を通して、確かな強み専門性をもち、教育の意味を問い続け、質を高めていく教師へと成長していきます。さらに、今後、標準的な学びの場となる教職大学院(専門職学位課程)や修士課程への進学も可能です。教職大学院には、学部卒業後1年での修了を可能にする在学年限短縮プログラムもあります。「学び続ける」を学部卒業後も支えます。
岡山大学教育学部は、本気で教師になりたい人のための学部です。教育の力を信じ、誰一人取り残さない教育を実現したいと願う人にとって、これほど充実した環境はありません。また、同じ志をもち支え合える仲間や、導いてくれる先輩らと出会えることでしょう。もちろん、私たち教職員も、入学された一人ひとりの歩みを全力で支える実績と十分な準備、そして自信があります。
もしあなたが、教育を通して、自分を成長させたい、人と社会の未来を支えたいと考えているなら、ぜひ岡山大学教育学部を選んでください。「同じ教師だけどちがう教師」になろうという意欲をもったあなたを心から歓迎します。
