教育学部生と教育学研究科院生が米国バージニア工科大学の学生と交流
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米国のバージニア工科大学で日本語を学ぶ学生と、教育学部の学生、そして、大学院教育学研究科の院生が、オンラインで日米の教科書比較プロジェクトに取り組みました。プロジェクトは、2025年3月から5月まで行われ、その間、双方の学生がオンラインで連絡を取り合いながら、日米両国の教科書で、お互いの国がどのように描かれ、子どもたちはお互いのことをどのように理解しているのかを調査・分析し、その結果を動画にまとめて報告しました。時差があるため、話し合いは、双方の早朝か深夜に行わなければならないという悪条件の中で、バージニア工科大学の学生はまだまだ未熟な日本語を、岡山大学の学生は不慣れな英語を駆使してコミュニケーションを取りながら進められました。5月11日に行われた報告会では、教科書に描かれた歴史的事象(第二次世界大戦など)や、民主主義観の違いなどについておよそ一か月かかった取り組みの成果が披露されました。 その後、6月になってバージニア工科大学の学生は日本語を学ぶために、来日しました。オンラインでの交流でプロジェクトに取り組んだ者同士が、初めて直接会って互いの大学や大学のある町の紹介を通して交流を深めました。岡山大学からは教育学部生5名(関戸翠、谷垣香澄、寺元智美、中山陽貴、小田一輝)が岡山の紹介やワークショップの企画を行いました。 この後、6月下旬に、バージニア工科大学の学生は、日本での研修の最後のプログラムとして岡山を訪問し、岡山大学生とともにさらに交流を深める予定です。 |

