岡山大学 大学院教育学研究科
岡山大学 教育学部

【学部】岡山県北地域教育プログラム選抜(学校推薦型選抜 I ) 

「岡山県北地域教育プログラム選抜」(学校推薦型選抜 I )とは

「岡山県北地域教育プログラム選抜」(学校推薦型選抜 I )は、大学入学共通テストを課さない推薦入試です。「一般選抜」とは異なり、書類審査及び小論文・個人面接・集団面接を行い、岡山県北地域の教員として、学校及び地域社会へ貢献しようとする意欲や適性を総合的に評価する入試方法です。

求める人材像

 教育および子供の発育発達と心身の健康について関心と熱意をもち、子供の全人的成長および学校教育の発展、さらには地域社会に貢献したいという明瞭な目的意識を持つ、以下の人材を求めています。

求める力

【実践力】
 子供たちと一緒に活動することが好きで、学ぶことの楽しさを伝えるために、何事にも興味を持ち、意欲的に取り組むことができる。
【探究力】
 学校教育および子供の発育発達と心身の健康について知的探究心を持っている。
【コミュニケーション力】
 自らの考えを表現することや、様々な人を理解することを通して、良好な関係を築くために努力することができる。
【専門力】
 学校教育の推進や子供の全人的成長に対応するために必要な基礎学力を持ち、多様な専門教育への興味・関心を持っている。
【教養力】
 自然や社会に幅広く関心を持ち、学び続けることができる。

募集人員

学校教育教員養成課程
 小学校教育専攻・中学校教育専攻 22人
 養護教諭養成課程 3人

出願資格

 次の(1)~(3)のいずれにも該当する者で、岡山大学教育学部での勉学を強く希望し、合格した場合には必ず入学することを確約できる者

(1)高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)を2024年4月から2025年3月までに卒業又は卒業見込みの者
(2)卒業後、岡山県北地域で学校教員として教職に就き、学校及び地域社会に貢献しようとする強い意志を有する者
(3)出身学校の全体の学習成績の状況が4.3以上で、出身学校長(高等学校長等)が人物、能力、適正等について責任をもって推薦できる者

入学者選抜方法等

書類審査[志望理由書、活動体験報告書、調査書、推薦書]
小論文
個人面接(口述試験を含みます。)
集団面接(グループワーク形式)

入学後の所属

 本選抜による入学者は、「岡山県北地域教育プログラム」を履修することになります。
 学校教育教員養成課程の入学者は、小学校教育専攻又は中学校教育専攻の地域教育コースに所属し、養護教諭養成課程の入学者は、同課程の地域教育コースに所属することになります。

「岡山県北地域教育プログラム選抜」(学校推薦型選抜 I )のポイント

「岡山県北地域教育プログラム選抜」にチャレンジするみなさんへ

 「岡山県北地域教育プログラム選抜」(学校推薦型選抜 I )への取り組みのポイントを示しましょう!

アドミッション・ポリシーと出願資格をしっかり理解すること!

 「岡山県北地域教育プログラム選抜」(学校推薦型選抜 I )が求める人材と出願資格を確認し、理解してください。とくに、卒業後、岡山県北地域で学校教員として教職に就き、多様な人々と連携・協働しながら、学校及び地域社会に貢献しようとする強い意志を有した人材を求めています。

出願書類について

1.「志望理由書」
 学校及び地域社会に貢献していきたいという強い意志を込めて、どうして岡山県北地域の教員(小学校、中学校の教諭又は養護教諭)になりたいのかを、できるだけ具体的に書いてください。
 岡山県北地域で教員になりたいという強い意志を明確に!

2.「活動体験報告書」
 アドミッション・ポリシーに照らして、学校内と学校外におけるこれまでの活動体験(各種資格取得を含む。)をできるだけ具体的に書いてください。
 学校内だけでなく学校外を含めた活動体験です!
 最近の活動から過去のものにさかのぼって、1ページにまとめて記述すること!

小論文について

 小論文では、基礎的な学力、課題を読み解く力、深く考える力、論理的に述べる力が総合的に問われます。日頃から、教育や地域の問題に関心を持ち、それを中山間地域に引きつけて、どのように解消していけばいいのかを自分なりに考えていくことが大切です。
 学校と地域双方の持続可能な発展を実現していくため、岡山県北地域の教員としてどのようなことができるのでしょうか?

個人面接(口述試験を含みます。)について

 個人面接は、アドミッション・ポリシーにふさわしい学生であるかどうかをはかるための口述試験も含んでいます。アドミッション・ポリシーをふまえて、あなたの岡山県北地域で教員になりたいという意欲やこれまでの学習や活動体験をしっかりとアピールしましょう。
 熱意と誠実さをもって自分の意見が面接者に伝わるように説明しましょう!

集団面接(グループワーク形式)について

 集団面接は、グループ(1グループは約5人)に分かれ、課題に応じてグループワークを行います。グループワークで作成した資料を使って、グループとして発表します。発表に引き続き、グループワークのふりかえりを一人ずつ発表します。
 協働的にグループワークが行われるように心がけましょう!
 グループワークをしっかりとふりかえることが求められます!

「岡山県北地域教育プログラム選抜」(学校推薦型選抜 I )合格者の声

コース

地域教育 学校教育

年度

2024年度

内容

 私は地元の小学校で担任だった先生に強く憧れ、岡山県北地域で教員になることをきめました。岡山県北地域教育プログラムを受験すると決めたとき、「どうして県北じゃないとだめなの?」「県北の先生になって何がしたいの?」「それは県北じゃないとだめなの?」と質問され困ってしまいました。しかし、受験にむけて担当の先生と地域や教育、学校について話し合うなかで自分が岡山県北地域にこだわる意味や教員としての姿勢など、今までおおまかにしか考えてこなかった部分を問い直すことができました。そこから小さな疑問も見過ごさず追究していくように準備をすることを心掛け、目の前の課題に粘り強く取り組むようになりました。グループディスカッションについては、様々な課題について即座に議論するという練習を重ね、柔軟な思考や様々な状況に対応する力を鍛えました。また、教育のプロフェッショナルである高校の先生方に「教育について」お話をうかがいました。教える視点を持つことができました。先生方によってさまざま視点がありましたが、共通してどの先生方も生徒の学びや成長を最優先に考えていました。先生方のその姿勢に感動し自分も教員になるという今まで以上に強い意志を持つことができました。
 受験をするにあたって得たこのような知識や力、経験は入学後の授業や活動にしっかり活かすことができます。皆さん、是非私たちと一緒に地域と教育について学びましょう!応援しています。

コース

地域教育 養護

年度

2024年度

内容

 私は岡山県北地域の人と人との強いつながりを見て、感じ、ここで学び、働きたいと強く思いました。私は県北出身ではありませんが、私が出会った岡山県北地域の大人は、「○○さん家の○○ちゃん」と知って、地域の大人も子どもを守り支えていると感じました。私も地域の一人として子どもを支えたいと強く思っています。
 私は教育に強い養護教諭として岡山県北地域に貢献するために、教育学部で学べる、地域教育について学べるこのプログラムを目指しました。まず、自分自身で交渉をし、岡山県北地域の課題を取材しました。そして、他県の教育振興事例と比較してまとめました。また、教育委員会や現場の養護教諭の先生にお話を聞く中で、養護教諭の仕事や子どもを取り巻く学校や地域の環境についての理解を深めました。学校でのけがや事故の事例を知り、けがを防ぐ方法や岡山県北地域で事故が起こった時の対処等を具体的に考えました。学びを深めていく中で、今までに知らなかった養護教諭の職務や子どもの環境を知ることもありました。そして、新しい気づきを意識して、ボランティア活動などに取り組んできました。学んだことを生かして、子どもとかかわると、体調や気持ちの変化に気づくことができたり、これまでとはちがう見え方になったりすることがわかりました。
 これからも岡山県北地域教育プログラムの仲間と一緒に1つ1つの機会を大切に、仲間とともに子どもを支える養護教諭に向かって貪欲に学んでいこうと思います。

コース

地域教育 養護

年度

2023年度

内容

 私は、将来地元で養護教諭になりたいと思い、この岡山県北地域教育プログラムを受験することに決めました。高校1年生から本プログラムに進学したいと思っていたので、その時から地域に関わる行事やボランティアには積極的に参加していました。あまり関心のなかったことにも参加してみると、自分の知らないところで活躍されている方がたくさんいることを知ることができました。そして、その方々からお話を聞き、より地域についての理解を深めることもできました。まずは、自らが地域社会にアクションを起こし、動いてみることが大切だと感じています。県北地域では人口減少が進んでいますが、学校と地域との繋がりを活かし、県北ならではの教育をしていきたいと考えています。私は、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう手助けできる養護教諭を目指しています。この地域専修で養護教諭として新たに自分自身にできること、子どもへのアプローチ方法を模索し、先輩や仲間と協力して教員として成長していきたいと考えています。

コース

地域教育 学校教育

年度

2023年度

内容

 私が教師になりたいと小学1年生の時に思い始めてから12年間、その夢が変わったことはありません。小学4年生で埼玉県から岡山県に引っ越し、大きな不安を抱えていました。ですが、私が通った学校、出会った先生、さらに地域の方々とのコミュニケーションを通して、岡山県北という私にとって全く新しい土地に馴染むことができ、故郷と思えるようになりました。私は、岡山県北地域の教員として子どもたちが魅力を発見することのできる授業や体験学習を地域と連携して取り入れたいと考えています。子どもたちが地元に愛着を持てるような教員になりたいと思い、「岡山県北地域教育プログラム」を受験しました。志望理由書や面接練習は受験勉強と併用して行うため想像以上に大変でしたが、自分自身が県北地域の教員としてどうありたいかを問う機会となり、より目標が明確になっていきました。年内に合格をいただくことができましたが、教員になるために他の受験生と同じように勉強は毎日続けていました。それに加えて、実際に岡山県北地域教育プログラムで学んでいる先輩に会ったり、県北で教員をされている方にお話を伺ったりし、4年間どのように大学生活を過ごしていけばよいのかビジョンを立てながら過ごしました。そうした時間が、県北地域教員としてあるべき姿を模索していくことにもつながりました。
 受験勉強は想像以上に大変なこともあるかと思いますが、岡山県北で教員を志す方には、岡山県生まれの方だけにとどまらず、ぜひ受験していただきたいと思います。応援しています!

コース

地域教育 学校教育

年度

2022年度

内容

 私は将来、地域に愛着を持ち、自分を表現することのできる子どもを育てていきたいと思っています。私は岡山県北地域に育ち、地域の方と挨拶を交わし、学校での活動を地域の方と一緒に行うことで地域への愛着を持つことができました。しかし、地域の良さに気づけていない同級生もいました。そこで、地域の方と防災マップを作るなどの活動を通じて、学校と地域をつなぎ、子どもたちの地域への愛着心を高めていくことができる教員になりたいと思っています。高校3年生の夏休みに参加した、学童保育のボランティアでは多感な時期にある子どもと関わることの難しさを感じました。市の教育委員会や小中学校を訪問することで、中一ギャップという、岡山県北地域が抱える教育課題の一つを知り、今まで知らなかったことを学びました。岡山県北地域の先生になりたいという思いがいっそう膨らんでいき、受験への準備が楽しくて仕方ありませんでした。大学では、「地域とつながる」、「活性化」などは実際にどうすることなのかについて自分なりの答えを見つけていきたいと考えています。受験を考えている人は自分の地域への思いを大切に、岡山県北地域を知ること、自分の思いを温めることを楽しんでみてください。

コース

地域教育 養護

年度

2022年度

内容

 私は学校だけでなく、地域、家庭と連携して子どもの支援ができる養護教諭になりたいと思っています。
 中学校、高校時代に地域の子どもたちが参加する行事に積極的に参加してきました。その中で,学校だけでは解決できないことが実現できること、また学校では気付かれないような子どもの良いところを地域の方々が把握されていること、にとても興味を持ちました。
 子どもたちにとっての居場所は学校と家庭に加えて地域にもあり、居心地の良い場所がさまざまな場所にあれば良いと思います。そのために、私は養護教諭としてホッとできる居場所の1つになるような保健室をつくりたいです。大学生活では、養護教諭養成課程の仲間や地域教育専修の仲間、学校や地域の生の声をたくさん聞き、私なりの保健室のあり方を考えていきたいです。
 是非一緒に、岡山県北地域を子どもたちがホッとできる魅力的な地域にしていきましょう!

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