岡山大学 大学院教育学研究科
岡山大学 教育学部

教育学部生が租税教育活動で地域経済団体と協働

その他

 本学教育学部の総勢 10 人の学生が、6 月 5、15、30 日の各日、それぞれ岡山市立灘崎小学校、朝日塾小学校、岡山市立御野小学校において、公益社団法人岡山西法人会が開催する「租税教室」の補助講師を担当しました。この「租税教室」は、児童・生徒に税の知識の普及を図ることを目的に毎年開催されているもので、本学教育学研究科・教育学部の学生が主講師ないし補助講師を担当するのは今年で 7 年目です。

 補助講師を担当した矢頭直さん(中学校教育コース・社会科教育専修 4 年)は、「租税教室は学校と外部機関との連携が非常に効果的に活用されていると感じました。子どもたちの様子を観察していると、外部講師だからこそ伝えられる税金の大切さや思いに強く興味を示しているように見受けられました。自分が教員になった際このような生の声を生徒に伝え自分事として考えられるような工夫をしていく必要があると感じました。」と話しています。

 本学大学院教育学研究科は同会とのあいだで「教育研究の推進等に関する産学連携協定」を締結しており、大学院教育学研究科附属実践データサイエンスセンター EIPPE(Evidence-Informed Practice and Policy Making in Education)部門(以下、「EIPPE」)がその窓口を務めています。両者はこれまでも共同研究の実施や寄附金の受入等を通じ、エビデンス(実証的根拠)を参照した先進的な地域人材育成のあり方を「おかやまモデル」として全国に発信することを目指して、連携・協働体制を強化してきました。今後も EIPPE は教育領域におけるエビデンスを参照した実践及び政策形成の普及を図るべく、外部機関等との連携・協働を一層推進していきます。

<ご参考>

【本件問合せ先】

大学院教育学研究科附属実践データサイエンスセンター EIPPE 部門

大熊 正哲(学術研究院教育学域)

E-mail: ohkuma◎okayama-u.ac.jp ※ @を◎で書き換えています。

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