岡山大学 大学院教育学研究科
岡山大学 教育学部

教育学部が岡山県高等学校工業教育協会と高大連携に関する協定を締結

その他

 教育学部及び工学部は3月21日、岡山県高等学校工業教育協会と高大連携に関する協定を締結しました。
 本協定は、昨今の学校現場の教員不足、特に工業の専門教科の教員不足が全国的に極めて深刻であり、岡山県でも教育水準の維持が困難な状況になっている中で、県内の工業高校と岡山大学の連携を強めることで共に協力して工業の教員を養成するという姿勢をより明確にすることを目的としています。具体的には、工業教育協会では工業の免許取得を希望する学生の教育実習を受け入れ、教育学部及び工学部では工業高校が抱える教育的課題の解決に向けた研修・助言や生徒が行う課題研究などの指導・助言を行い、両者にとって有意義な取組に発展することを目指します。
 この日、教育学部長室で行われた締結式では、文谷元信大学院教育学研究科教授が協定締結までの経緯説明を行った後、河本裕次郎岡山県高等学校工業教育協会理事長と髙瀬淳教育学部長及び難波徳郎工学部長により協定書に署名がなされました。
 河本理事長は締結式で「念願の岡山大学教育学部・工学部と協定を締結できることは大変うれしく、双方にとって良い連携が取れるようにしたい」と話し、髙瀬学部長と難波学部長は、「本協定により岡山県工業系高校の教育の質を高めることに繋がれば」と挨拶しました。
 教育学部では、これまでも工業高校との連携はありましたが、今回の協定締結を機に、より幅広い連携・協力を推進していきます。

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