岡山大学 大学院教育学研究科
岡山大学 教育学部

教育学部生が岡山県のハンセン病教育推進動画作成に協力

その他
    岡山県疾病感染症対策課が、教員向けのハンセン病問題啓発動画を作成しました。この動画は、本学部の学生4名(赤井裕、黒川幸太郎、馬場大和、福永伸之介)が、国立ハンセン病療養所の長島愛生園と邑久光明園で、宿泊研修をしながらハンセン病について学び、岡山県内の中学校でのハンセン病問題について学ぶ授業の実施や、高校生や市民とともにハンセン病を学ぶワークショップの開催として結実させていくまでを記録したものです。国立療養所では、療養所内に残る差別の歴史を語る歴史的建造物を見学するとともに、長島愛生園入所者自治会長のお話を聞くなどして、問題についての理解を深めました。その後、備前市立日生中学校で行われたハンセン病問題についての授業に参加し、中学生とともにハンセン病問題についての理解を深めました。そして、ハンセン病問題を語り継ぐワークショップを企画し、高校生や市民とともに、問題をこれからどのように語り継いでいくかについて話し合いました。
動画は、おかやまハンセン病啓発Webの中で公開されています(http://www.hansen-okayama.jp/movie.html)。
  また、この取組ついては、山陽新聞にて報道されました(2025年5月19日)。
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