岡山大学 大学院教育学研究科
岡山大学 教育学部

【学部】学校推薦型選抜Ⅱ 

※詳細は、「入学者選抜要項」、「学生募集要項」で必ずご確認ください。

「学校推薦型選抜Ⅱ」とは

 学校教育教員養成課程の学校推薦型選抜Ⅱとは、出身学校長から推薦され、将来、教職に就きたいと考えている方々の中から選抜する入試です。書類審査、大学入学共通テスト及び面接により、希望する専攻等の専門をふまえて教育の場で活躍したいという意欲や姿勢,これまでの学習や活動体験に基づいた専門分野への関心と理解について評価する入試方法です。

募集人員

小学校教育専攻 30人
中学校教育専攻 38人
 国語4人、社会4人、数学4人、理科4人、音楽4人、美術4人、保健体育4人、
 技術・工業3人、家庭3人、英語4人
特別支援教育専攻 5人
幼児教育専攻 10人

出願資格

 次の(1)~(3)のいずれにも該当する者で、岡山大学教育学部での勉学を強く希望し、合格した場合には必ず入学することを確約できるもの

(1)令和7年度大学入学共通テストの受験を要する教科・科目を受験する者
(2)高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)を2023年4月から2025年3月までに卒業又は卒業見込みの者
(3)卒業後、学校教員として教職に就くことを強く希望する者で、出身学校長(高等学校長等)が人物、能力、適性等について責任をもって推薦できるもの

入学者選抜方法等

 書類審査(調査書・推薦書・志望理由書)、令和7年度大学入学共通テスト及び面接(口述試験等を含みます。専攻・教科によっては、発表、実技試験、作品・作品集の評価等を含みます。)の結果を総合して行います。

入学後の学び

 学校教育教員養成課程は、学校等の教員を養成する課程です。「小学校教育専攻」「中学校教育専攻」「特別支援教育専攻」「幼児教育専攻」のいずれかに所属して、専門的知識と指導方法を学びます。
 また、学校での児童・生徒の実態を理解し、指導方法や実践力を身につけるため、附属学校・園で教育実習を行います。最初の2年間は観察・参加型の実習を、3年次2・3学期で教壇に立つ実習を行います。4年次にも副免許用の教育実習や、公立学校で実践的経験を積む「教職実践インターンシップ」を用意しています。
 卒業時には、所属に応じて小学校教諭、中学校教諭(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語)、特別支援学校教諭、幼稚園教諭の教員免許状や保育士の資格などが取得できます。

「学校推薦型選抜Ⅱ」のポイント 

1)アドミッション・ポリシーと出願資格を十分に理解したうえで、出願を検討してください。
2)出願書類の作成にあたっては、説明をよく読んで、丁寧に作成してください。
3)面接の際には、とても緊張すると思います。できるだけ落ち着いて、自分の良さをしっか りとアピールできるように準備をしてください。

「学校推薦型選抜Ⅱ」合格者の声

コース

小学校教育専攻

年度

2024年度

内容

 私は多くの教育実践の機会が設けられているところに魅力を感じて岡山大学教育学部を志望しました。教師になった際、最も役に立つのは実習での経験であると考えていたからです。また、私が現在所属している小学校教育専攻では、ESD・SDGs教育、教育学、教育心理学、国語教育など17ものプログラムがあり、気になるトピックを選択して学ぶことができる強みもあります。私が学校推薦型選抜Ⅱを選択した理由として、教育に対する思いや、自分の教育理念と目指す教育像が似ていた岡山大学で学びたいという思いを直接大学の先生方に伝えたかったからです。受験に関しては、高校2年生で行っていた学童ボランティアや盲学校の訪問、日頃読んでいた教育に関する本や記事をもとに3年次の夏くらいから準備を始めました。面接の日のギリギリになってプレゼンを準備していると間に合わないので、前々から準備することをおすすめします。そして、常に色んなことを教育と絡めて自分の意見を持っておくことが大切です。現在、私たちは大学で優れた先生方、先輩、同級生と一緒に興味深い内容を学んでいます。みなさんも教育に対する熱い思いをぶつけてみませんか?この選抜を受験される方々を私たちは心から応援しています!

コース

小学校教育専攻

年度

2024年度

内容

 私は以前から教育に興味があったものの、進路に迷っていました。岡山大学教育学部に進学したいと思ったのは高校三年生の夏に参加したオープンキャンパスの時です。先生方や先輩方の話を聞く中で「同じ教師だけどちがう教師に」という言葉が心に残りました。岡山大学で学ぶことで、幅広い知識や視野を持ち、子供の学びに寄り添い、子供と一緒に自分自身を成長させる教師を目指せるのではないかと思い志望を決めました。岡山大学に進学したいという思いが強まったことから学校推薦型選抜Ⅱを受けることにしました。私はプレゼンテーションを選択したので、勉強とプレゼンテーション作りの両立が大変でしたが、準備を進めていくなかで教育についての興味関心がより深まったように感じます。教育について家族や先生方とたくさん話し合い、自分の目指す教育の形が最大限伝わるよう努めました。同時に共通テストの点数を伸ばすために勉強しました。夏休みには一日12時間という目標を決めて毎日勉強を続けました。また模試が終わった後には毎回次の模試の目標点を決め、日々の勉強の計画を練り直しました。計画的に勉強を継続したことが点数を上げることにつながったと思います。受験というものは大変なイメージしかなかったですが、学校推薦型選抜Ⅱを受験することを通して教育に関して興味が深まったり、勉強することに楽しさを感じたり、自分自身の成長を感じることができました。
 大変なことは多いと思いますが、辛いことばかりではありません。自分の小さな成長に喜びを感じながら毎日進んでいってください。頑張ってください。応援しています!!

コース

中学校教育専攻
(国語)

年度

2024年度

内容

 私は、社会課題に向き合うことができ、また国語を通して生徒の視野を広げられる教員になりたいと思い、岡山大学の教育学部学校教育教員養成課程中学校教育専攻国語を受験することを決めました。
 小学生のころESD委員会に所属しており文房具や古着を集める企画を考え実施しました。また、高校では島の海岸清掃などのボランティアに参加しSDGsを学びました。これらの活動を通して、社会課題や地域の環境に関心を持つようになりました。そこで、SDGsやESDについて学ぶことができる岡山大学に魅力を感じました。
 受験対策の一つとしては、文章を読んで構成を考え、ホワイトボードに構成や内容を書きながら説明するという練習をしました。生徒に教えることを想定して練習しましたが、どのように書いて伝えると分かりやすいか悩みました。しかし、教える側に視点を置いて文章を読むと見方が変わり、「読むこと」の新たな面白さを感じました。大学では、教科書になぜその教材が入っているのか、この教材を通して生徒にどんな力をつけるのかなど、教師の視点から国語に向き合います。多様な読み方を学び、身に付けたいと思っています。
 学校推薦型選抜Ⅱでは自分が今まで培ってきた強みや経験をアピールすることができるという点が大きなメリットだと思います。ぜひ受験し、自分の強みを先生に直接アピールしてください。

コース

中学校教育専攻
(社会科)

年度

2024年度

内容

 私は幼い頃からの夢である教師になるために岡山大学教育学部を志望しました。高校生のころから高いレベルで主体的に学習をしたいと思い、岡山大学で学びたいと思っていました。この推薦を見つけたのは高校三年生になってからでしたが、面接と志望理由書の点数の割合が高いため、自分の長所を生かした受験ができると思い、家族と話し合って受験を決めました。
 推薦を受ける上で準備しておいた方がいいと思うことが2つあります。1つ目は推薦の準備と受験勉強のどちらにも力を入れて、メリハリをつけ並行して取り組むということです。面接があったのは共通テストの1週間後だったため十分な練習時間が取れませんでした。また、学校推薦型選抜Ⅰとは違い共通テストの点も必要なため、普段の受験勉強と両立し早い段階から推薦の準備をしておくことをおすすめします。2つ目は、普段から色々なことに興味を持っておくということです。推薦の面接では、事前に予想していた質問はあまりなく、その場で考えて答える質問のほうが多かったです。そのため、日々の生活やニュースなどから色々な分野の知識を深め、どのような分野の質問にも臨機応変に対応できるようにしておくと心強いと思います。
 私の目標とするような良い教員になれるよう、大学生活を通じて、仲間と切磋琢磨しながら精進していきたいと思います。

コース

中学校教育専攻
(数学)

年度

2024年度

内容

 私は中学生の頃に数学の楽しさに気づいてから、数学の面白さを伝えられるような教師になりたいと思っていました。そのため、学力だけではなく、数学の教師になりたいという思いや理想の教師像、大学で学びたいことなどを直接大学の先生方に伝えられる学校推薦型選抜Ⅱを選びました。9月頃から志望理由書を書き始め、12月から面接の練習を始めました。共通テストの点数も合否に影響するので、勉強と推薦入試の準備の両立に苦戦しました。しかしながら、この期間にどうして数学教師になりたいのか、なぜ中学校数学なのか、岡山大学が求める学生像に自分がどのように当てはまるのかを考えることができました。特に面接の練習は自分が成長できた大きな経験でした。質問に答えるだけでなく、相手に自分の考えたことを分かりやすく説明する大変さを知りました。初めは、上手く答えられず、自分の知識と理解が不十分であることを実感しました。しかし、練習を重ねて知識を深めることで、自分の考えを正確に伝えられるようになりました。教師になりたいと思っている高校生の皆さんにとって学校推薦型選抜Ⅱはその思いを直接大学の先生方に伝えられる絶好の機会だと思います。ぜひ挑戦してみてください。応援しています。

コース

中学校教育専攻
(理科)

年度

2024年度

内容

 私が教師を志すきっかけとなったのは、地元の中学校へのインターンシップに参加した際、校長先生に「どの子も子どもは星」という詩を紹介していただいたことでした。詩のなかに「光を見てもらえないと子どもは光を消す」という言葉があります。この言葉を受け、生徒の良さを最大限発揮できる環境づくりを行える教師になりたいと考えるようになりました。多様性に対応できる授業に強い教員の育成を目指す岡山大学は、私の理想の教師像に合っていると考え、志望しました。
 生徒会活動をしていた経験を活かせると考え、学校推薦型選抜Ⅱを受けました。自分の思いを形にした志望理由書を書くことは想像以上に大変で、担任の先生に何度も添削をお願いして志望理由書を書きあげました。面接の際には、私が興味を持っている理科分野について発表する機会がありました。教授方から詳しく質問を受けたため、発表内容については細部まで十分に調査しておくことをおすすめします。
 共通テスト直前の模試で前回の模試より合計得点が100点以上下がり、本当に絶望した経験があります。学校の先生に話を聞いてもらったり、応援ソングを聴いたりして自分を奮い立たせていました。自分ならもっとできると信じて、諦めずに努力し続けることが大切です。受験生の皆さんを心から応援しています。

コース

中学校教育専攻
(音楽)

年度

2024年度

内容

 私は将来、中学校の音楽科の教師になりたいという目標があり、学校推薦型選抜Ⅱを受験しました。私が教師を志望した理由は、教師として子どもたちに音楽の楽しさや素晴らしさを伝えたいと考えたためです。私自身、幼少期から続けてきたフルートの演奏経験を通して、音を媒体として自己表現する楽しさや、音楽を通して人と協力する大切さを感じてきました。そして、これらの経験から音楽の素晴らしさを子どもたちに伝え、音楽を通しての人間づくりを行いたいと考えました。
 受験までは、共通テストの勉強と並行して志望理由書の作成や面接試験の練習、実技試験の対策など、数々の準備を事前に行わなければなりませんでした。私は受験することを決めた時期から計画的に準備を進め、高校の先生や家族をはじめとした沢山の方の支えがあり、しっかり対策をして試験に望むことができました。
 私は大学での4年間を通して、価値観の多様性を認め、共感力と表現力を生徒に伝えられる教師になれるよう学びを深めていきたいです。受験勉強は大変なこともあるかと思いますが、自分の夢への思いを大切にして進んでください。ご入学を心からお待ちしております。

コース

中学校教育専攻
(美術)

年度

2024年度

内容

 私が中学校の美術教師になりたいと考えるようになったきっかけは中学校の美術の授業です。そこで美術の多様な側面に触れたことから教育や芸術活動に興味を持ち、教育学部で学びたいと考えるようになりました。私は美術の授業の多様なあり方や可能性の高さに興味を持っていたので、岡山大学教育学部の多様性に対応できる授業に強い教師を育てるというコンセプトや多様な教師のあり方を学べるカリキュラムに魅力を感じました。
 学校推薦型選抜Ⅱという入試方法を選んだ理由は、こういった教職への強い気持ちや岡山大学を魅力的だと感じて学びたいと考えている意欲を大学に伝えられる選抜方法だったからです。志望理由書や面接を通して意欲やこれまでの活動経験から得た能力・考え方をアピールできました。他にも中学校教育専攻の美術の場合は今まで製作してきた作品のポートフォリオを見ていただけるなど、自分が頑張ってきたことを余すことなく伝えられる選抜方法だったと考えます。また、自分は今どのような教師になりたいと考え、何を学んできたかという自分自身の整理ができたことも良い機会だったと思います。このような入試のための準備活動は入学後の学びへのモチベーションにも繋がっています。

コース

中学校教育専攻
(保健体育)

年度

2024年度

内容

 私は、中学生の時の先生との出会いをきっかけに保健体育教員を目指すようになりました。生徒とのコミュニケーションを大切にしながら、どの生徒にもスポーツを楽しめるようにしている姿に憧れました。私が、岡山大学を志望した理由はオープンキャンパスの際に多方面から保健体育についてアプローチする充実したカリキュラムがあると聞き、大学での授業を通して教育実践力を形成する4つの力を身につけることができると考えたからです。私が、学校推薦型選抜Ⅱを選んだ理由は受験方法です。保健体育というと受験者は運動が得意な人が多いですが、私は面接で試験を受けることによって運動以外の面でも自分の良さをアピールしたかったからです。その面接までは日頃から講座への参加、多くの本を読む、プレゼン資料の作成、友達や先生と毎日練習をするなどをしていました。共通テスト勉強との両立は難しく大変でしたが、面接は30分しかないので後悔はしたくないと頑張りました。現在は、入学したばかりで毎日大変ですが、自分の学びたいことを中心に深く学べるので充実した毎日を過ごしています。岡山大学での四年間の学習を通して自分の理想とする保健体育教員になれるように頑張っていきたいです。
 受験生の皆さん、大変だと思いますが頑張ってください。応援しています!

コース

中学校教育専攻
(技術・工業)

年度

2024年度

内容

 私は中学校の技術教師になりたいと思い岡山大学の中学校教育技術専攻を志望しました。私は子どものころから教師という仕事に憧れを持っていました。また、私はSNSなどの情報に関することにも興味があり、情報化する社会の中で子どもたちに情報の基礎を教えることができる職業を調べるようになりました。そこで、高校生になり真剣に将来を考えているときにたまたま中学校の技術の先生が不足しているという新聞記事を読んで自分が中学校の技術の先生になろうと決意しました。中学校の技術の先生になると決意してからは高校の先生に相談し、技術の先生になるためにはどうすればいいかを調べました。そこで、岡山大学の学校推薦型選抜Ⅱという入試を知りました。学校推薦型入試Ⅱを受けると決めてからは受験勉強と併用して入試で必要なプレゼンテーションの準備を始めました。受験勉強と併用してプレゼンテーションの準備を進めていくことは想像以上に大変でしたが自分の興味のあることだったので勉強の合間や就寝前の隙間時間を利用して調べることができました。中学校の技術の教科書やインターネットを利用して中学校の技術という分野を深く調べることで絶対に合格したいという思いが芽生え最後まで全力で取り組むことができました。ぜひ、ものづくりに興味のある方や教師を目指している人は岡山大学の中学校教育技術専攻を考えてみてください。

コース

中学校教育専攻
(家庭科)

年度

2024年度

内容

 私は岡山大学のアドミッションポリシーに惹かれて岡山大学を受験することを決めました。「どうしても岡大がいい!」ということを自分の口で伝えたかったので、学校推薦型選抜Ⅱを受験しました。過去問もなくとても不安でしたが「やるしかない!」という思いで挑みました。共通テストと面接、プレゼンがあり、面接とプレゼンの入試日が共通テストより後だったので、勉強の両立が大変だったことを覚えています。特にプレゼンではネタをたくさん集めました。発表に関係する行事に参加したり、ボランティアをしたり、料理や物づくり、専門家にお話を聞いたりとたくさんのことをしました。全部を発表する必要はなく、ネタがたくさんあることで、自分の自信になるし、面接で聞かれたときに答えられることが増えるので、ネタが多くて損はありません!私は今、家政教育の各分野のなぜ学ぶのか、どういう学問なのかなどといった基礎的なことを学んでいます。様々な分野があり、同時に学んでいくので大変ですが、学びたいことが学べるので楽しいです。プレゼン準備と勉強の両立は大変で、すごく不安だと思いますが、合格した自分を想像して、モチベーションをあげながら頑張ってください!

コース

中学校教育専攻
(英語)

年度

2024年度

内容

 私は中学生の頃、明確に中学校の教師になりたいと思うようになりました。高校に進学してからもその夢が変わることはなく、高校で行われていた講座などに参加し実際に教育現場で活躍されている方の話を聞いて、自分が教師として教育現場に立つイメージを持つことができました。
 そして、大学受験が近づいてきて岡山大学の学校推薦型選抜Ⅱについて知りました。私がこの入試形式を選んだ理由は、学校が自分を推薦してくれるため、自信をもって試験に臨むことができるからです。この入試を受けることを決めてからは、学校のサポートもありながら、志望理由書や面接の練習など慣れないことを勉強と平行して行う必要があったので、正直少し大変でした。しかし、自分がなぜ中学校の教師になりたいのか、現在の教育現場にどのような変化をもたらしたいかなどを自分で突き詰めていく過程は今振り返ってみても教師を目指す上でとても重要なものだったと思います。
 学校推薦型選抜Ⅱの準備は大変なこともあると思いますが、その準備が大学に入ってからの学びをより深いものにすることは間違いないため、教員を志す方にはぜひ受験していただきたいです。応援しています!

コース

特別支援教育専攻

年度

2024年度

内容

 私は将来、障がい者が安心して社会にでられる手助けをしたい、少しでも生きやすい社会をつくりたいと思い、特別支援教諭を目指すことにしました。特別支援教諭の免許がとれる大学が数多くありますが、工夫されたカリキュラム、授業形式でSDGsにも力を入れている岡山大学に魅力を感じ、岡山大学に通いたいという思いが強くなりました。岡山大学への思いと高校生活での頑張りを自分のアピールポイントとして受験がしたいと考えた時に自己アピールが可能な面接を試験内容に含む学校推薦型選抜Ⅱがあることを知りました。試験内容もあまり大きな負担にならないと判断し、学校推薦型選抜Ⅱを受験することに決めました。受験を受けるにあたって、共通テストの他に必要であった面接、3分間のプレゼンの準備にも全力で取り組みました。特別支援に関する知識を増やすため、インターネットでの調べ学習はもちろん、高校の先生方、また、地元の特別支援学校の職員に話を聞きに行きました。その中で自分がなりたい教師像が少しずつ見えてくるようになりました。また、様々な立場の人の意見を聞くことで自分の視野が広がっていったように感じます。そこで得た知識をより深く学ぶためにも、これから始まる大学生活で様々な教授のもと、仲間とともに勉学に励んでいきたいと思います。

コース

幼児教育専攻

年度

2024年度

内容

 私が志望校を真剣に考え始めたのは,3年生の7月頃でした。学力だけでなく,3年間打ち込んできた部活動でもある「高校野球」での経験も評価してほしいと思い,学部と入試方法にこだわり,幼児教育専攻の学校推薦型選抜Ⅱを受験することに決めました。面接の配点が高く,志望理由書の他にアピールポイントを記入できる書類もあり,これまで頑張ってきたことを存分に表現できる方式だったこと,夢だった保育士になるために必要な保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を取得できることが決め手でした。
 部活引退後は,ひとまず共テの点を伸ばすことに注力し,隙間時間に書類作成をしながら,面接は12月上旬に原稿を作り,練習を始めました。年末からは共通テスト対策に専念して,共通テスト後から本番までの1週間で面接練習を頑張りました。
 現在,私は,同じ夢を持つ友達と保育士になるための勉強を頑張っています。また交響楽団に入部し,未経験の楽器を担当しています。不安なことも多いですが,高校時代にたくさんの失敗や挫折を経験したからこそ,これから先に大きな壁にぶつかってもきっと乗り越えられると思っています。皆さんもたくさん失敗をし,色々な感情を味わってください。皆さんの夢を,応援しています。

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